読まぬのは自分に反対すること | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

・読まない者は自分に反対する者

 

 「霊界物語」によってのみ人は救われる。「霊界物語」に反対する者は、王仁(じぶん)に反対する者である。読まないのは王仁(じぶん)に反対するのだ。「霊界物語」を嫌いなものは反対するのである。(昭和18年)

 

 「霊界物語」に本当のことを書いているが、幹部が一人も賛成しない。読まないので少しも判っていない。大学を出たといっても何も判っていない。第二次大本事件の際には王仁一人で弁護士を鞭撻し、一人で引き受けねばならぬから大変だった。○○や○○や○○が御用しているつもりで無茶ばかり言うし、外の者もマチマチであった。それでもこれくらいだ。それに今までは、こんなにやってきたのが不思議だ。幹部が一緒になったら「霊界物語」はまだまだ大変広がっているところであった。読んでいないから何も判っていない。」(昭和18年)

 

         (木庭次守編「新月のかけ」) 

 

 

 “未決出所後、昭和十七年八月七日からご昇天までに、「物語読んでるか」と、何度も繰り返して注意されました。第二次の大本事件の法廷でさえ、「物語を読まぬのは私に反対しているのです」と裁判長に答えられました。” 

 

        (「おほもと」昭和33年1月号「大炬火をかかげよ」木庭次守編)