神社へ寄付するときの注意 | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

 聖師様が大正十四年春、京都の北野天神に御参拝になった時にお伴をした時の話でありますが、社頭の桧の札に麗々しく書かれた寄付を読んで、「惜しいお金やなァ」と申されますので、「浄財をあげるのに惜しいはずはないでしょう」と申しますと「こう書いて人が賞賛してくれたものは、神様に何にもなっていないがなあ。こう書かずに御用が出来ておれば、神様の方に届いているが、こうしたら何にもなっていないから、惜しいお金だ」と教えられました。(上村清彦氏拝聴)

 

       (木庭次守編 「新月のかけ」)