らおぱんと呼ばれて -510ページ目

買い物

昨日の土曜日は久しぶりに良い天気でした。

午後は仕事で必要になったステンレスの角材を買いに行ってきました。

取引先の五金廠から聞いた問屋へ行き、必要な太さの角材を物色しました。
写真は店のおばちゃんが角材のサイズを計っているところ。


らおぱんブログ-五金問屋


ラックの各段に手書きで番号が書かれているのですが、これは材料の番号でしょう。
ところが値段を聞くと同じラックの段でも右側がキロ26元、左側がキロ22元とのこと。

どこが違うのかと聞いたところおばちゃん曰く、22元のほうは"差一点"ということです。
だから何が?と聞きただすと、錆びないとは保証できないということでした。


結局必要な太さが22元の方にしかなかったのでそっちを買いました。
指定した長さに切り出すと13キロ、両端を荷作り紐で結んでもらい店を後にしました。

この後ネジ等と更には晩飯の食材なども購入する思惑でしたが角材で13キロの重さ
は尋常なものではありません。
後の買い物はあきらめタクシーを拾うことにしましたが、全長が2メートル近い角材を
一瞥すると断られてしまいます。
やはり剥き出しの角棒状金属など持っていると窓ガラス等の破損を危惧して乗車は
敬遠されてしまうのでしょう、中国のタクシーもずいぶん変わったものです。


ここで天気の良さにつられてとんでもない買い物をしてしまったことに気がつきました。
とりあえず一番近い知り合いの工場まで歩くしかないか、、と思ったところ
一旦断られたタクシーが少し先で止まってくれました。
その司機(運転手)が言うには後部ドアから助手席の横へ滑り込ませればどうか?
とのことです。
試してみるとうまい具合に収まり、角材の端は後部座席の上部に斜めに止まりました。
シートを傷つけないように角材の端にビニール袋を巻きつけて乗車、なんとか帰ることが
できました。


乗車料金以外に結構ふっかけられるかな?と思ったのですが、お代はメーターどおりで
おまけに車体を傷付けられてはたまらなないからでしょう、角材を下ろすのも司機自ら
慎重に取り出してくれました。


実にナイスガイな司機でした。


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献花の後

献花したその日の夜は工場の元職員を訪ねて食事に誘いました。
彼女は私の工場を離職後、今は結婚して布吉に住んでいます。
その晩も夫婦で私の話に付き合ってくれました。

食事は彼女達の住むマンションの裏手にある四川料理の店です。
よく来る店ですが私が好きなのは料理よりもつきだしで出てくるキャベツの泡菜です。
酸味も塩辛さも漬けすぎたヌカ漬けみたいで実に自分の口に合う、
これに箸をつけながらビールを飲んで注文した料理が出てくるのを待つ時間が
ここでは心地よいひと時となります。


円卓の恐怖-泡菜




「そんな塩辛いものよくそんなに食べられますね、、」
とは毎回呆れたように発せられる旦那さんの言葉。


父が生きていたころ、夏の暑いときに実家に帰ると茶色くなるまで漬かったきゅうり
のヌカ漬けでご飯を食べるのが好きでした。
「そんなの食べてると腎臓わるくしちゃうぞ、、」
と、父の呆れた言葉も思わず思い起こしてしまいます。


もし白飯が美味ければここでも泡菜とご飯だけで食事を締めたいところですが
ご飯の方はこっちの餐庁の平均以下といった程度ですので残念です。


食事が終わると今夜は泊まっていくようにと誘われました。


前回、華南城へ行った帰りに火鍋を食べに寄ったときも誘われましたが、翌日香港で予定があったため断りました。
今回は昼間の用事で特に時間を空けて来たので断る理由も無く、お誘いを受けました。
むしろ誘ってくれてほっとしたくらいです。


円卓の恐怖-窓の灯


写真は泊めてもらった部屋の窓の外の様子です。
窓から漏れる灯りを眺めているとなんとなく気持ちが落ち着きます。



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献花

昨日はシンセンに行って来ました。


仕事ではなく、一年に一度のある用事を済ませるためにそこへ行って来ました。

数年前までその地で工場を経営していたのですが、職員が一人交通事故で亡くなりました。

早いもので今年で13年目になります。


事故現場に花を添え、目をつぶってそっと手を合わせました。



円卓の恐怖-花


いきなり最初の記事から暗い内容ですが、これも責任者だった自分への戒めですね。



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