チョロちゃんが診断された幼児期から、地元での勉強会や研修会講演会にはできる限り参加した黒歴史(笑)があるので、当時の専門家や支援者、場合によっては先輩(?)お母さん達が口々に
今は落ち着いているように見えても
思春期になったら崩れる
とか、
二次障害になったら大変
等々…
言われた側からしたら不安を煽られるだけの相当な脅し文句を何度も耳にしていたので、それを真に受けていた時期がわたしにもありました。
小学校の高学年くらいから中・高生の時は気を付けなければ…
とずっと考えていました
当時の主治医(発達センター)は、顔を合わせる度毎に
「一応伝えることになっている」と付け加えて
薬の話
をしてくるので毎回不要だと断っていた経緯もあり、崩れると言われている思春期になる前の小学中学年の時に主治医を変えました。
感覚的にそういう薬を飲ませたくないな…。
最初はそんな感じでしたが、薬(向精神薬)の事を知れば知るほど
我が子には絶対飲ませたくない!
…という気持ちになりました。
それとは別に、先の
思春期になったら崩れる。
とか、
二次障害になったら大変。
という言葉は専門家のみならず、チョロちゃんの様な子どもを育ててきた保護者が言っていたので、
気をつけなければ取り返しのつかない大変なことになる。
様な気がして不安でした。
チョロちゃんが小学五年生の夏休みに小田原の栗本啓司先生の所に行って、その同じ時期にスポーツに特化した所に短期間通いました。
この年は特別支援学級の担任が最悪だったのですが、交流学級の担任がキチンとしていて、かなり落ち着いて過ごせる様になっていました。
一番崩れ始めると思っていた、所謂「9歳の壁」は早生まれのチョロちゃんにとっては小学四年生の年で、他害が出始めたのもちょうどその前後だったので、五年生の夏休みに身体がいい感じで育っていき始めました。
自分で自分のことがわかってきて、
どうしたら気持ちを切り替えたり落ち着かせることができるか?
が自分でわかってコントロールできるようになっていきました。
薬なんか飲まなくても大丈夫
だと思っていたわたしの勘が当たって、
思春期になったら崩れるも全くの杞憂でした。
二次障害どころか大変だったアレコレがなくなって、個性的な子ではありますが(笑)、
あの脅し文句は一体なんだったのだろう?
と思える日々です。
そう言えば、もう相談会の必要がなくなったので行かないことにした時、
◯◯先生(地元の有名支援者)に相談できなくなるけどいいの?
と追い打ちをかけるような脅し文句を言われました(笑)が、
先生の相談する事はもうないので。
と、ハッキリ言って決別(?)しました。
かつて、一番不安だった中学校生活の3年間も無事に終え、親子の関係は全く問題なく、
むしろ、わたしが思春期だった頃の親子関係よりもはるかに順調(笑)な、親子関係です。
結局のところ、あれらの脅し文句は、
治せない医師を含む専門家や支援者そして親達の常套句で、そう言っておけば誰も責任を取らなくていいテイのいい言い訳だったのだ。
…とハッキリわかりました。
未だにそんな言葉を脅し文句にして、
思春期前の子どもを育てているお母さん達の不安を煽ったりしている人達がいるらしいですが、思春期は誰にだってあるもので全然特別な事じゃないし、一次障害(というのも変ですが)が治ってしまえば、当然二次障害なんて起こらないのですから〜治せるのだし〜治してしまった方が良いですね♪
栗本先生のzoom講座もありますので、気になっている方はリンク先の花風社まで是非どうぞ!
幼児期と小学校中高学年位までは何かと大変だったチョロちゃんも高校二年生になり、春休みは宿題に追われています(笑)
振り返れば色々ありましたし、わたしの子育ては未だ終わっていませんが、悪い方向しか示せない人達からは早く離れて、前向きに子育てできる環境に乗り換えた方が子どもは育つし、親の心身の健康にも良いです
子どもはドンドン育っていくから不安がって立ち止まってしまったらもったいないですよ
子どもの育つ力を信じて可愛い我が子を目一杯愛して親子で楽しく過ごしていく事が、子どもを治す一番の方法だと思っています。
「特別な何か」に頼ったりしようとしても、そこに治す手立ても実績もなければお金と時間が無駄なだけ。
高額な費用〜一回数万円とか月々うん十万円〜払っても、治している実績のないところに通っていては子どもの将来の選択肢がなくなるだけです。
発達支援センターから就労支援センターに変わるだけではない人生を我が子には選んで欲しかったから今があると思っています。
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
新しい一日が始まりました
今日も一緒に凸凹育児を楽しみましょう