発達障害者支援法とわたしの子育て④ 〜特別支援学級から高校受験も入学もしましたが?#1 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

特別支援学級に在籍していると高校受験ができない。

…と、先日Twitterで実しやかに呟かれているのを読んで驚いたのですが、そう思っている(信じている)方が少なくないことに更に衝撃を受けました。

 

このシリーズの最初でも少し触れたのですが…。

 

これが地域差なのか学校によってなのか???ですが、特別支援学級に在籍していることが高校受験とかけ離れてしまうとしたら、最初の目的から逸脱していますね?

 

 

元々発達症害者支援法というのはざっくりいうと診断されたとしても差別されずに社会生活が送れるようにする為のものだった筈で、2010年に特別支援教育に関する法律が改定されて、知的な遅れがなくても特別支援教育の対象児童・生徒になることが認められました。

 

それまでは知的障害がないと他に色々な困難な問題や日常生活が大変であっても見過ごされてきた子ども達が、実は配慮が必要だったり、ちょっとした工夫や発想の転換で本来の実力を発揮して頑張れる様になる事がわかってきたりと様変わりしたのがこの頃です。

 

 

感覚過敏や他にも集団の中で一日過ごすのが難しい子どもの場合、避難場所の様な位置づけで特別支援学級に在籍したり、学校によっては通級の特別支援学級があって、自校にない場合は近隣の小中学校に週に数時間か親子で通う(確か子どもだけではいけなかったと思う)取り決めがあったと思います。

 

 

チョロちゃんは通級ではなく「自閉症…特別支援学級」に在籍していたので通級は利用していませんが、小学校時代、近隣の小学校に通っている児童もいたようです。

 

 

知的な遅れがない。

…要するに学習のカリキュラムに問題なく参加できる学力があるという事で、実のところ、普通学級に在籍ししているものの、幼児期に気づかれなかっただけで途中から特別支援学級に転籍してくる児童も少なからずいます。

 

中には小学校の中学年くらいになって学習についていけなくなり、検査をしたら知的障害だった。とわかるケースもあります。

 

 

そういう子の中に、実は幼児期に保健センターで発達の遅れを指摘され専門機関で検査を受けるように言われて検査を受けていた子や、療育機関に通った経験がある子もいます。

 

何らかの理由で療育をやめ、そのまま就学を迎えた為、就学相談も受けておらず、結果、学習の遅れが目立って授業についていけなくなって不登校になったりするケースも。

 

途中から特別支援学級になって個別に関わってもらうことで苦手を克服したり、学校に来られる様になる子もいます。

 

小学校も色々で近隣の小学校では特別支援学級が複数あるにも関わらず、障害種別に児童を在籍させていない学校もあって、中学校に進学した時にそんな雑なクラス分けの小学校から来た生徒が上級生に複数いて大変でしたあせる

 

続きます。

 

 

 

 

凸凹育児を頑張っているお母さんへ

 

新しい一日が始まりましたラブラブ

今日も一緒に凸凹育児を楽しみましょう音譜