厚生労働省もアップデイトしている「発達障害」について① | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

以前にも話題になりましたが最近またTwitterで取り上げてくださる方々いらしたので、是非とも凸凹発達の子育てをしているお母さんに伝えたいと思っている話題。

 

前にも取り上げたと思うのですが、こういう事は何度も書いて伝える事で、

頑張れるお母さんが増える。

でしょうし、

今、頑張っているお母さん達の励みにもなる。

と思うので…。

 

発達障害」という表現を「神経発達症」に変えないのは、大多数の人にとってこちらの方が馴染みがあってわかり易いからでしょうか?

学校でも書店でもこちらの言葉の方が通じる(?)のは個人的には残念に思うのですが…。

 

Twitterでは相も変わらず「治る」という事に否定的な人が何やら叫んでいる様ですが(笑)

 

 

今日、わたしがお伝えしたいのは厚生労働省(以下厚労省)の見解の変更について

詳細はこちらをご覧ください

 

要するに、

発達障害(であっても)は発達するのだという事。

 

 

数日前に このブログ に書きましたが、「軽度」という表現が誤解を招くので使われなくなった表現だという事も書かれています。

 

そして今回、最も注目すべきは、

○障害の予後についての誤解
というところに書かれている(以下引用)
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~

・ 発達障害は「先天的なハンディキャップなので、ずっと発達しない」のではなく、発達のしかたに生まれつき凸凹がある障害です。

人間は、時代背景、その国の文化、社会状況、家庭環境、教育など、多様な外的要因に影響を受けながら、一生かけて発達していく生物であり、発達障害の人も同様であると考えていいでしょう。

つまり、成長とともに改善されていく課題もあり、必ずしも不変的なハンディキャップとは言い切れないのです。

もちろん個人差はありますが、「障害だから治らない」という先入観は、成長の可能性を狭めてしまいます。

周囲が彼らの凸凹のある発達のしかたを理解しサポートすることにより、「ハンディキャップになるのを防ぐ可能性がある」という視点をもつことは重要です。

 

・ 一方で、発達障害は一つの個性だから配慮は必要がないと考えるのも行き過ぎです。

現在では、成人になった発達障害者が、小さい頃から配慮が受けられず困難な環境の中で苦労して成長してきたことを教えてくれる本なども出版されてきています。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

二つ目の・以下に書かれている配慮に関しては思うところがありますので、また改めて書きますが、

一つ目の・(の内容)を読むと、

 

発達の仕方に生まれつき凸凹がある障害

で、

人間は…一生かけて発達していく生物であり、発達障害の人も同様。

そして極め付きは

「障害だから治らない」という先入観は、成長の可能性を狭めてしまいます

と書かれています。

 

要するに「治る」と人がいるという事ですよね?

ここを厚労省はもっと声を大にして宣伝して欲しいです。

 

そうすれば「治らない」とか一々突っ込みを入れてきたり、できなくなるでしょう。

何かにつけて「エビデンス」を出せ。とかウエメセで言ってくる人達も、厚労省のお墨付きだと知ったらどうなんでしょうね?

 

わたし達は自分たちと関わりのない人達が何を言おうが気にしないのですが、今、正に大変な最中(さなか)にいて四面楚歌で袋小路にはまってしまったような状況のお母さんにとって

「発達障害の人達は治らないのではなく発達の仕方が個性的なだけで、順番を抜かしたり飛び越えてしまう事がある」

から

「その発達の段階で飛び越してしまった抜けの部分が埋めることが可能」

で、それができれば「治る」という事を知らないでいるのは勿体ないと思うのです。

 

わたし自身、10年以上前のあの辛かった時期を未だに覚えているのですから、

母親にとって我が子のソレはそれほど衝撃的だという事です。

 

だから、厚労省のアップデイトされたこの情報がもっともっとメジャーになって、みんながそれを知ることで、もっとラクになれるのに…。

もどかしい気持ちなのです。

 

お子さんが未だ幼児期で先が見えない不安の中で手探りの状態で凸凹発達の子育てを頑張っているお母さんの心が折れてしまいません様に…。

 

 

 

凸凹育児を頑張っているお母さんへ

 

今日も一緒に凸凹育児を楽しみましょう音譜