毎年この時期になると憂鬱な気持ちになるのは、この時期はわたしにとっての黒歴史の始まりだったからです。
11年前の今頃、当時三歳だったチョロちゃんが
「発達障害」だから「治りません!」
とドクターから言われて落ち込んで傷ついて、深海の奥底に沈み込んだような気持ちになりました。
未だ幼児のチョロちゃんのこれからの事(将来)を思うと不安で心配で仕方がありませんでした。
色々なこだわりがあったり、酷い感覚過敏も全部あったから、食事の問題(偏食)、排泄の問題など極初歩的で当たり前だと思っていたことが全然当たり前にはできなくて、数年後に控えた就学問題でこんなに悩むなんて思いもしませんでした。
きっと今、来年度に就学を控えたお子さんがいらっしゃるご家庭の多くは、入学準備に胸をワクワクさせていらっしゃるでしょうが、凸凹発達の子どもがいるお母さんにとってはある意味辛い時期だと思います。
その後DSM-5が出て
「神経発達症(障害)」
だから
「発達する」もするし「治る!」
という見解になっています。
確かに目の前のチョロちゃんを見ていると正にそうなのです!
積極的な話や経験談を聞くと元気で前向きな気持ちになれるし、
わたし達も頑張ろう!
と思えます。
就労の問題は数年先のチョロちゃんですが、それを目指して逆算の生活なので、
今、何ができるか?
或いは、
今、何をすべきか?
と考えながらのこれまででした。
発達するとわかっているから頑張ることができるし、これからの成長も楽しみにできます
そして成長すること、発達し続ける事、治る事はチョロちゃんだけに起こる奇跡なんかじゃなくて誰にでもその機会があります。
それをどう見出し捉えて我が子に当てはめるか?
これって全然特別な子なんかじゃなくて
ほんのちょっぴり丁寧な育児。
という感じ、その程度の事なのです。
誰かが書いていたけれどセミナーに何万円もかけたり、する必要など一切なくて、誰からも強要されたりもしていません。
朝に投稿したTwitterには今朝チョロちゃんが食べた朝食の豚汁の写真を載せました。
他のおかずは豚しゃぶ(笑)
どこまで豚肉好きか?と言われそうだけど、豚しゃぶはわたしのお弁当の一品にもなりました。
わたしが作る豚汁には野菜もたくさん入っています。
もしもチョロちゃんの偏食が治っていなかったら、食べられなかったでしょう。
そう考えただけでも発達して偏食が治ると食生活も豊かになって食べる楽しみが増えますね
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
ちょっと早いけど、
今日も一日お疲れ様でした
明日も一緒に楽しみながら頑張りましょう