「特別支援学校卒業」の人が一人で講演会の企画・運営 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

昨日、「こねこプロジェクト」の管理者のみるさんからメールが届きました。

 

「寄付お礼☆花風社レポート配信のお知らせ」

 

と書かれたメールには

・当日の様子を含めそこに至るまでの経緯がかかれたレポート 

・収支報告書

という二つの添付資料がありました。

 

これは「こねこプロジェクト」に寄付をした人に送られた特別なメールです。

 

岩手県で花風社の講演会と講座を開きたい!

 

…そう思ったみるさんが一人で企画・運営をしたこの講演会と講座。

何が凄いかって、企画して運営するのはとっても大変な事なので、とても片手間にはできないからです。

 

先ず、会場確保と講師のスケジュールの調整。

講師への謝礼や会場使用料、チラシを作るなら印刷費用、通信費等々の諸経費の概算。

 

そういうのを全部一人でしたというのです。


勿論、花風社社長の浅見淳子さんのアドバイスもあったでしょうが、実際に現場でアレコレするのには行動力とか実行力が必要です。


先程書いた費用の計算や会費を集める際の口座の管理(既存であっても)、業務連絡を含めメールの確認…。

 

これをほぼ全部一人でやり遂げたというのですから本当に素晴らしいですラブラブ

 

管理者さん、実は

特別支援学校高等部卒業なんです。

初めて知った時は、

エッ?わたしの聞き(読み)間違い?って思うくらい驚きました。

 

先日のブログにも繋がるのですが、

「特別支援学校高等部」「高等支援学校」

どちらを卒業しても

履歴書に書く学歴は中卒。

一口に一般就労。といっても、雇う側の企業から見たらそういう扱いになるという事です。

 

それで管理者さんは卒後にいろいろ考えたそうですよ。

個人情報に関する内容なので、わたしが詳細を書く事はしませんが、ご本人が最初にこの事実を知った時はショックだったと思います。

 

誰もそういう事実をキチンと伝えもせず、当たり前の様に支援学校に進学させてきた周りの大人達。

これって、酷くないですか?

 

講演会を企画して運営するって、普通にやろうと思って誰にでも簡単に出来る事ではありませんね?

 

ましてや今回の様に全部自分で発案・企画・運営の全部をするなんて並大抵の事じゃありません。

 

管理者さんの想いは一つ。

特別支援学校に行くほどだった自分が治っている。

横浜まで行って聞いた講演会に感銘を受けた。

これは地元の人にも聞かせたい!

地元で「治る」を広めたい!

たくさんの人に治るを知って欲しい!

治って欲しい!

という想いです。

 

わたし自身、岩手の講演会には行けませんでしたが、ささやかながら応援の気持ちを寄付という形で参加させていただきました。

 

結果、黒字になって後数回は講演会が開けるくらい残った。

のだそうですラブラブ

 

これらを仕切った管理人さんは本当に特別支援学校に入学しなければならないほどだったのでしょうか???

 

そんな疑問が頭をよぎりました。

 

直接お目にかかった事はありませんが、何度かのやり取りの経験があり、このブログを読んでくださっていると伺いました。

嬉しかったです音譜

 

今回の事でもメールをくださいましたが、しっかりした内容でした。


もしかしたら、全国の支援学校在籍生徒の中には、管理者さんの様に幼い頃に診断を受けていたけれど、(発達の抜けがなくなって)実は治っているのだけれど「治らない筈の障害」だから、敢えてその後に検査も受けずにいる子も潜在的にいるのでは?

とさえ思ってしまいました。



これを機会に全国で治りたい人に向けた講座が開催されて、47都道府県全部で開催される様になるかも知れません。


今回のプロジェクトを皮切りに、全国で治したい人が増えていったら嬉しいです♪