子どもが自立できる様に育てているから… | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

「親が子どもの気持ちも分からず信じたいものだけ信じるだけで本当に子どもは幸せになれるんですかね」

というコメントを頂きまして、わたしのブログをずっと(ちゃんと)読んでくださっている方々はおわかりでしょうが、チョロちゃんは自己判断能力がありますし、自己決定もできる子どもですから幼児期から選ぶ事や自分で決める。を経験させてきました。

 

子どもは親の所有物ではありませんし、ましてもう中学生。

乳幼児じゃあるまいし

子どもの生活全般を子どもに代わって親が全部決めて何もかも親の言いなり。

等という育児をしているとしたら、それこそ人権侵害だとわたしは思っています。

 

…こう書くと、今度は曲解して

何でも子どもの思い通りにさせているのか?

とか揚げ足を取られそうなので、一応付け足しますと、

子どもの決定が相応しくないものであるならば、それを強制するのもまた親の役目。

この辺りは一々書くまでもなく

普通の子育てをしていれば当たり前の事

 

…で何が言いたいかというと、

親が子どもの気持ちもわからずに…本当に子どもは幸せになれるんですかね?

って、逆にどうしてわたし達親子の関係をこんな風に決めてかかるのでしょう?

 

どのことに関してわたしがチョロちゃんの気持ちを確かめずにしているというのでしょう?

そして、どの行動が不幸にしているというのでしょう?

 

何十回も書いていますが、幼児期のチョロちゃんは困っている事がたくさんあって、

睡眠障害で眠れない。

超感覚過敏で普通の生活で困る事がたくさんある。

こだわりが強くて納得できないとパニックになる。

自閉症の一番病が酷くてパニックになる。

初めての事(場所・人)が苦手で落ち着けない。

マス目に文字が書けない。

バランスが悪くて平坦な道でもよく転ぶ。

…書き出したらキリがない程でした。

 

幼児期にチョロちゃん本人が

「口が勝手にしゃべっちゃう」

「足が勝手に動いちゃう」

と訴えてきました。

困っていなかったらこんなことをわざわざ言いませんよね?

 

きっと他にもあったのでしょうが、

幼児期のチョロちゃんにはこれが精一杯だったのかな?

と思います。

 

例えば今の時期ですと桜の花びらが道に落ちていますが、それでその道を歩きたがらないのです。

感覚過敏が原因なのですが、これは落ち葉の季節も同様でした。

 

これって、普通の事でしょうか?

他の子ども達もみんな、桜の花びらがあるから嫌。などと言いますか?

そうじゃないと思うし、チョロちゃんはとっても不便な身体だな;ぁ~と思いました。

 

親として、

我が子が眠れない。

とか、

超感覚過敏で普段の生活や普通に道を歩くのも大変。

とか、

こだわりが強すぎて、日々の生活に困っていたら、

何とかしようと思うのが普通だとわたしは思います。

 

だから、少しでもラクにしてあげたい。

と思ってアレコレ試したのです。

 

こういう行動を逆に子どもを幸せにしない。

と判断するのだとしたら、その根拠はいったい何なんでしょう?

 

 

…と別の様で実は要点が同じ、今日の

浅見淳子さんのブログ

勝手に水着の写真を他人に見せるなんて、この支援者は言うまでもなく人権無視の最低な人です。

 

それと同時にこの人の親は、子どもの頃にどういう育て方をしたのでしょう?

何でも欲しがる物は与える。我慢する事を教えてこなかったとしたら、それは違うと思います。

子どもの幸せを考えたら、間違った行動はキチンと矯正するのが親の務めでは?

ゴネたら何でも思い通りになる。

なんて誤学習させたらロクな人になりませんから。

 

こういう矯正をしないと子どもは自立できませんよね?

 

 

信じたいものだけ信じる。

というのがどういう意味かわかりませんが、わたしが信じられたのは子どもの育つ力です!

 

ドクターは治りません。

と言ったけれど、睡眠障害も超がつく感覚過敏全部とパニックと一番病他にも色々治ったのです。

 

これらが治って子どもが幸せになれるのか?なんて愚問ですね?

 

子どもが幸せになれない。という何をわたしが信じているというのでしょう?

 

なぜか、治るという言葉を使うと異常に過敏に反応したり、

親が無理矢理子どもに何かをさせている。

と勝手に思い込んでアレコレいう人達がいますが、親が我が子を想ってした事で子どもがラクになって、その結果、一般就労で働く大人になれるとしたら(そこを目指しているのですが)、それらのどこが間違っているというのでしょう?

 

親が我が子を育てる上で愛情を注ぐ事は当然ですが、それと同じ位に大切なのは、将来自立できる大人にする事です。

 

間違っていればキチンと正すのも親の役目。

変な要求でも全て応えるのは親の愛情ではありませんね?

 

治りたいのは本人です。

それを親のエゴだと言うのは大きな間違いです。

 

治りたくない人、治したくない親がそれを選ぶのは勝手ですが、そうじゃないわたし達に難癖つけるのはやめてくださいね。

 

新年度でアレコレ変わったチョロちゃんですが、いつもと同じに登校して、新年度早々の実力テストに向けて勉強中です。

 

わたしは虐待などせずに楽しく親子でラクになりました。

チョロちゃんを想う気持ちや子育てに他人の口出しは無用です。