心愛ちゃんの事件は日を追う毎に新事実が次々に明らかになって、その度に殺した父親は勿論ですが、関わった周りの大人達の不手際の多さに腹立たしい気持ちになっているのはわたしだけではないと思います。
虐待している親から子ども完全に護る為には、
断じて接触させない!
と毅然と立ち向かって欲しかった。
ちゃんと考えたら、学校のアンケートにあんなに具体的に被害内容を書いていたのに、それが嘘だったなんて「そんな筈はない」と考えない方がおかしいのでは?
そんなに特別な想像力は必要ないですね?
コメントをくれた方も書かれていましたが、近所で虐待を疑っていた人がいた様ですが、その人が警察なり児童相談所なりに通報しなかったのはどうしてでしょう?
通告義務 を読むとわかりますが、近所に住んでいる人の様な直接関わっていない人であっても、虐待されている?と感じたら通告する義務があります。
通告は匿名でできます。
時として学校の先生や児童相談所の職員よりも、近所に住む人達の方が異常に気づき易い環境にいる場合もあると思います。
子どもが締め出されている。とか異常に気づいたら通告して子どもの安全状態を確認してもらう事で助かる命もあると思います。
お母さんはDV被害者で心身共に衰弱していた。
から子どもを守れなかった。
だからといって、幼い子どもが虐待死する程まで、過酷な暴行を加えられているのを知らない筈はなく、まして
子どもが叩かれたら自分が叩かれずにすむと思った。なんて自分の身を守る為に子どもを盾にしてどうするの?逆でしょ!
身を呈して護るべきは子ども。
児童相談所の職員も会見で一つ一つ突っ込まれないといけない位に不手際があり過ぎで、専門職じゃない。とかいう次元をはるかに超えていると思うのは、
もしも心愛ちゃんが自分の子ども或いは身内だったら?
という位に簡単な想像力で、もっと親身になって考えられたんじゃないか?という事。
色んなケースがあるでしょうし、家庭も全部違うでしょうが、せめて幼い子どもが発したSOSをしっかり受けとめてちゃんと護って欲しかった。
自分は専門外だから。とみんながそこから手を引いて放置したら、これからも被虐待児は減らないでしょうし、心愛ちゃんの様に命を落とす子が他にもいるかも知れません。
もしも今、自分の周りで虐待なのではないか?と思う事例があるのなら、それぞれの立場で自分にできる事をみんながしっかりと果たしたら、救われる子ども達がいるかも知れない。と、そういう意識をみんなに持って欲しいし、わたしもそういう大人でありたいです。
いじめの問題同様、被虐待児が居なくなって子ども達が安心して生活できる社会になります様に!
見て見ぬ振りはやめましょう。