心愛ちゃんの事件に思う事 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

父親の暴力で殺された心愛ちゃん。

 

昨日は母親も逮捕されました。

 

僅か10年程の短過ぎる人生に関わった大人はどれ程いたのでしょうか?

 

その中で誰もこの命を救えなかったのはどうしてでしょうか?

 

 

色々な場面で救いに繋げる方法があったと思います。

 

 

先ず学校

学校では行われたいじめに関するアンケート調査。

 

ここに書かれた事は公表しないのが当然の事で、その約束があるから書ける事もあるのです。

 

心愛ちゃんはアンケートに父親から暴行を受けている事、更には

「先生どうにかなりませんか」

と問いかけてすらいます。

これを読んだ担任や教頭校長は何故、何とかしなかったのでしょう!?

 

何とかするというのは教育の現場では介入できない問題であった場合、これは家族間であってもという事です。

 

これは民事事件ではなく刑事事件ですから警察に介入して貰ってこの時点で父親が暴行を理由に逮捕されたらよかったのに!と思いました。

 

 

児童相談所

一時保護されたのにその後、父親はDV加害者として更生プログラムも受けさせずも放置のまま、その家に心愛ちゃんをまた戻すなんて普通に考えてあり得ない事です。

 

この父親は異常です!

それがわかっているのに何故そんな所に戻したのか?

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教育委員会

アンケートは学校関係者以外が読むべきではないし、ましてや加害者である父親に読ませるなんて以ての外!

こんなに簡単な事もわからないなんて!

 

 

 

そして、逮捕された母親

本来子どもは家で親に守られ慈しみ愛されて育つものです。

 

それなのに心愛ちゃんは違いました。

家が暴行を続ける父親がいる最悪な場所だったのです。

 

こんなに酷い事がありますか?

 

親として身を呈して守るべき子どもの命。

それを奪ったのが父親だなんて!

 

父親がDV加害者で母親もかつては被害者だったという報道もありました。

 

だとしたら、何故母親は我が子を連れて警察や児童相談センター等に逃げ込まなかったのでしょうか?

 

どの都道府県にもその為のシェルターがある筈です。

もしも近くになかったら他府県に移動してでも逃げ込んで助けを求める事が出来たでしょう。

 

 

DV夫が脅威の存在であったなら、尚の事、子どもを守る為に命を賭する覚悟で逃げればよかったのです。

 

母親もDV被害者だったのでまともな判断ができなかった?

でも、目の前で幼い我が子が暴力を受けているのを目の当たりにして一度も止めたり逃げる事もできなかったのでしょうか?

 

一部の報道では、心愛ちゃんにまともに食事を与えていなかったという事も書かれていました。

 

母親が逮捕されたのは、そういう理由だというのです。

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それ故に家庭の外に助けを求めたのに、助けることができた大人達が助けるべき命を守らなかったばかりか、間接的な幇助とも言えるきっかけのアンケートを加害者に渡しているのです。

 

 

助けるタイミングは何度もあった筈です。

その時々で何人もの大人が関わっていた筈なのに、その中の誰もが心愛ちゃんの命を守る事を怠った。

 

1人も守らなかった!

 

わたしにはそうとしか思えてならないです。