「治った」のは断薬だけが理由じゃなくて | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

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数日前に書いた このブログ 。

 

ある若い人が強制的に本来受けるべきではない筈の知的障害者の特別支援教育の中に入れられて、中学卒業後には特別支援学校に入学させられてしまった。という話。今は高校生として人生のやり直しをしています。

 

以前からこのブログをご存知で読んで下さっていたとの事だったので、書く前にご本人から許可を貰っていましたが、Twitterに書いてくれました。

 

その上、もっと詳細についても教えてくれました。

 

先ず、ご存知の方も多いでしょうが、神経発達症(発達障害)は診断名そのものがとても曖昧で、ドクターや診療機関によってまちまちだという事。です。

 

実際、この方は色々な事情で10程の医療機関で診察(診断)を受けたそうですが、その全部で診断名が違ったそうです。

ブログに書いたアスペルガー症候群以外について以下ご本人が書いてくれた説明を貼り付けます。

 

 

補足させて頂くとしたら診断名は「広汎性発達障害」「ADHD」「LD」なのでコミュニケーションの障害、感覚過敏だけでなく、多動、不注意、計算の障害もある事になってる。でも治るんだわ

 

 

という事です。

今は断薬して薬も飲んでいないし、診断上アレコレ書かれていたのが治っている。のならこんなに嬉しい事はありませんね!?

 

読んで頂けたらわかる様に(当然の事ながら)

薬を飲んでいない=治った

ではありません。

 

生活上、或いは学習上支障をきたす色んな問題は無くなった方が良いに決まっています!

 

チョロちゃんにも多動や不注意等ありましたが、そういう時によく耳にする薬を一切飲ませていません。

ドクターからは薬の説明もあり、処方できる事を何度も言われましたが、薬等の対症療法では意味がないと思っていたし、脳に作用する薬を我が子に飲ませたくなかったからです。

薬が必要かどうかは本人の大変さに比例しません。

 

減薬・断薬が難しい薬なんて尚更 怖くて子どもに飲ませたくありません。

だから、薬を飲んでいない人が全てラクな訳では無いというのも、わかるでしょう。

 

薬を飲まなくても治る人がいる。(つまり薬では治らないのにドクターは処方するのです。)

 

それでも

発達障害は治らない!

と言い続けるのは一体どうしてか?と不思議でなりません。

 

自分の周り(患者)に治った人がいないからといって、治らないと断言するのは違うと思います。

自分には治せない。

自分の患者で治った患者がいない。

或いは、

自分は治す手立てを知らない。

と言うべきなのではありませんか?

 

この方は単に

断薬できたから治った。

と言っているのではなく、

ドクターから指摘された問題点が無くなったから治った。

と言っているのです。

 

周りのせいでとんだ遠回りをさせられるハメになりましたが、だからこそ、こういう事実があるのだと声を上げてもいるのでしょう。

 

元々軽かったから治った。

とか後から色々言う人には事の本質が見えていないのでしょう。

 

信じる、信じないはその人の自由。

治り(し)たいか、治り(し)たくないか?

というとても簡単で純粋な問題なのです。

 

そして、それを選ぶか、選ばないか?

も自由なのです。