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チョロちゃんが中学校に入学する前に、何度か一緒に或いはわたし一人で学校行って(当時の)校長先生や特別支援学級の担任の先生にお話を聞いたり質問したりされたりする事がありました。
その時にわかったのは、中学校の特別支援学級在籍者は(知的障害児特別支援学級ではなくても)全員が療育手帳を持っていて、卒業後の進路は特別支援学校の高等部だという事でした。
授業内容は小学校の内容で、中学の(当該学年)の学習をしている生徒がいない。
普通高校受験希望者が今まではいなかった。
という事でした。
入学直後に当時の三年生の一人が
特別支援学校ではなく普通高校を受験したい。
と言ったそうですが、それまでの二年間にそういう学習をしていなかったので、受験は難しい。と言っていました。
その後の進路は聞いていませんが、普通高校に進学した生徒がいない。という事は受験しなかったのか?わかりません。
このシリーズの #3 のブログ にも書きましたが、こういう事が想定でき得るので普通(全日制の)高校の受験を考えているなら初め(入学前)からそう学校に伝えて然るべき策を尽くしておく必要があると思います。
三年生になってから急に普通の高校を受験したいと言っても、それまでの学習内容等では現実的に難しい事があると思います。
勉強は積み重ねなので、やはり三年間の学習評価は必要だと思います。
もしかしたら、そこそこ人づきあいがソツなくできて楽しい中学生活を送るうちに、このままみんなと一緒に受験して、誰かしら友達がいる普通高校に行きたいと思ったのでしょうか?
そこら辺の詳細はわかりませんが、親子の意思の疎通は必要だろうと思います。
小学校と違って教科担任制なので、みんなと授業を受けられないと受験に必要な授業内容の理解は難しいでしょう。
一年生の時にその辛酸を舐めた経験があるチョロちゃんは、だからこそ今、交流学級での授業を頑張って受けているのです。
塾や家庭教師に頼んで学習(学力)の確保ができたとして、中学でみんなと勉強ができない生徒が高校になって突然、普通に教室で学習できるようになる確率はどれほどのものでしょう?
その為の準備と練習が今だと思っているのです
特別支援学級に在籍している生徒であっても、学校では本来、教育を受ける権利を有する子ども達にそれを提供するべきだと思いますが、実際のところそうじゃない学校が多々あります。
特別支援教育がその機能を果たせていないのが残念です。
チョロちゃんも学校が楽しくない。授業もつまらない。と言っています。
周りの生徒達も成長の過渡期なのでチョロちゃんとの関わりも微妙ですが、これも高校生くらいになると双方が育ってそれなりになるのかな?と思っています。