神経発達症の子育て~学習支援について #3 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

アメンバー申請の前にこちらをお読みください。 

 

 

通知表2枚

という言葉に???と思われた方もいらっしゃると思います。

 

#2にも書きましたが、特別支援学級の児童・生徒は他(普通学級)の子ども達の様な評価方法ではなくて、全体的な感想の様な文章だけで評価されることが多い様です。

 

こちらから何も言わなければその評価だけで終わります。

…で、わたしがどうして学校側に敢えて2枚に通知表をお願いしたか?というと、

それをお願いする事=学習時間が確保をされている事

が前提の様になっているからです。

 

中学 ⇒ 高校に進学する時に必要な学力をどの程度取得し(でき)ているか? は、通知表である程度判断できます。

 

もしも周りの他の児童・生徒と比較できない評価だけだったら、どこをどう頑張ら(学ば)せたらいいのか? わかりません。

そういう意味でも通知表はそれぞれの担任の先生に出して(書いて)頂いて評価して貰っています。

 

但し、これは交流学級の先生にしてみれば手間が少し増えるのと、校長先生の裁量如何によって差があるので、どの学校でも受けられる事ではないのかも知れません。      

 

ただ…高校受験がある中学校では、この評価の対象でないと受験の時に困ると思います。

 

チョロちゃんの場合は小学校に入学する前に当時の主治医から、特別支援学校には行けない子なので高校受験をする。事になるとハッキリ言われていたので、小学校も中学生も就学前にそこをハッキリ伝えました。

 

だから、校区の小学校にそれまでなかった「自閉症・特別支援学級」を新設して貰って学習できる環境を確保したのです。

 

交流学級で授業が受けられるのに越したことはありませんが、当時はまだいくつかの感覚過敏が残っていて、相変わらず面倒くさい子(笑)だったので、たくさんの児童がいる教室の中で一日過ごすのは難しい事がわかっていましたから。

 

勉強は毎日の積み重ねなので、事前に学校(先生)に希望の進路を伝えておく事で事前に準備(対応)して貰えます。

 

方程式とか科学の実験や家庭科のミシンとかいろんな好きな事があるので、そういう事に意欲的に参加するのは容易な一方で、小学校の低学年では(長)縄とびもプールも給食も、他にも色んな事が苦手でその一つ一つが「学校に行きたくない」理由になっていました。

 

そういう事もひっくるめて、事前に何度も話し合うのは大切な事だと思います。

 

 

つづく