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チョロちゃんの育児に限らず、凸凹育児は独特の大変さも醍醐味もありますが、親と子どもの温度差を感じる事が時々あります。
例えば「学校に行きたくない」と言う子どもがいて、親がそれを許して不登校のまま放って置いたら、当然、子どもの学力は低下します。
ホームスクーリングや家庭教師、学習塾、或いは本人に学習意欲があって自学で相応の学力を身に着けられるなら、義務教育期間中に不登校でも高校受験も合格も可能かも知れません。
実際そうやって大学まで行く人もいるでしょう。
だけど、それができるのはほんの一握りの人です。
チョロちゃんが小学低学年の時、一時期不登校になって学校に行けない時期がありました。
その時、当時のチョロちゃんの担任の先生はプリントを用意してくれました。
その時の校長先生の裁量で、学校の校門の所まで行って先生からプリントを受け取って、翌日に前日のプリントを渡す事で登校扱いにします。
という特別措置がなされました。
わたしは当時チョロちゃんがお世話になっていたCPの先生に相談しました。
その頃、先生は奥田健次さんの研修会(?)に行って、不登校の子どもへの対応策として教えてもらったのが「てんびんの法則」というものでした。
学校に行か(行け)なくなる理由は人によって違うと思います。
親が学校に行きなさい。と言っても行かない子どもに、家にいる間中子どもが好きなゲームやパソコン等したい事を全部させていたら、いつまでも学校に行かないままだという話。
それぞれのメリットとデメリットを挙げてみます。
学校に行った場合のメリットが
好きな友達に会える
好きな先生と話せる
デメリットが
嫌いな同級生がいる
勉強をしなければならない
嫌いな先生がいる
給食を食べたくない
じっと座っていなければならない
家にいる時のメリットが
いつでもテレビが見られる
好きなゲームがずっとできる
いつでも寝られる
好きなものを食べられる
ゴロゴロできる
意地悪な同級生がいない
給食を食べなくてもいい
デメリット
お母さんから文句を言われる
好きな友達と遊べない
だったとしたら、学校に行くよりも家にいた方がメリットが多いので、てんびんは家にいる方に大きく傾いています。
これでは学校に行くより家にいた方が良いに決まっています。
だから、学校に行かない日は時間帯を合わせて下校時刻まではテレビもゲーム(パソコン)もダメというルールを作りました。
家にいてもつまらないから学校に行こうかな?
という事になるのです。
これを使ったのはチョロちゃんが小学低学年で7歳の時。
だけど、これができない(しない)からずっと不登校のままという事もあるだろうと思います。
当時のチョロちゃんには効果がありました。
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