先日、支援の仕事をしている若い女性と話す機会がありました。
彼女が関わっているお子さん達の保護者の殆どが、
子どもが発達障害だとわかって辛く苦しい気持ちを抱えていて、
彼女の元で出会う他の保護者を知り、
「辛く悲しいのは自分だけではない」
と知ってホッとするのだそうです。
わたし自身そういう時期があったので、
その気持ちがわかります。
それで、今のわたしが思うこと、それは、
「診断の時にどん底に落とされなければ、
こんなに苦しまなくてすむのに!」
という気持ちです。
「風邪が治るという意味合いにおいては治りません」
という、何とも不可解な言葉が付け足されて(本でも現実でも)
あなたのお子さんは、無理ですね。
って引導を渡された感じ。
何が無理(ダメ)なのか?
たぶん先生方にも具体的に説明できる人はいないでしょう。
最初に会うドクターが
個性的な育ち方をしたり、子育てが大変だったりしたけれど、
発達の仕方が個性的なだけなので、その子に合った方法で
関わってあげたらちゃんと成長するし、発達するから大丈夫。
いろんな過敏や、偏食、睡眠障害、多動…治るから大丈夫!
って言ってくれたら、どん底に落とされなくてすんだのに、
そしたら、こんなに苦しまなくてすんだのに・・・
と、憤りさえ覚える今日この頃です。
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