残念だけど、現状がわからない人には伝わらない | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

友だちの中には、発達に凸凹がある子を

二人、三人と育てている友だちが何人かいます。


幼児健診で、二人目の子にも気になる所があり、

定期的に通うように言われたママがいます。


先日、彼女の家の近くで偶然に会いました。


保健センターに行った帰りだそうで、

元気がありませんでした。


下の子は落ち着きがなく、

じっとしているのが苦手な子。


保健師さんとお母さん(友だち)が話していても、

落ち着きがなく動き回って、

保健師さんとの会話もままならず、

何のためにそこに行くのかわからない状況だったそう。


そして、保健師さんから、

彼女の躾が悪いから、子どもが好き勝手をしている。

…というような事を言われたのだそうです。


ちゃんと叱らないから、子どもが好き勝手をして、

ゆっくり話もできない。

…と文句を言われたのだそうです。


発達に気になる所があるから、

定期的に保健センターに通っているわけで、

そういう子にじっと座っていなさい。

なんて、そんな無茶な話はありません。


ましてやそれを躾ができていないとか、

甘やかしているだの言われても、

どうしたらいいのか…?


そのお店には落ち込んだ気持ちを盛り上げようと、

ストレス解消の買い物に寄ったのだそう。


『Keiさんに会えて良かった。

         聞いてもらってスッキリしました』


彼女の言葉に少しホッとしたけれど、

このままにしてはおけないな…。



それにしてもこの保健師さん。


何かしら気になる所があるから相談に来るように

言ったのは保健センターです。


その親子に対して、

“躾がなっていない”というのはおかしな話で、

むしろ、その対応に問題があるのではないかな?

…と、感じました。


そういう事ができない子だから、

支援に結びつけるとか、

親を労うとかして欲しいのに(泣)


保健センターは支援に繋ぐ窓口なのだから、

キチンとした対応をして然るべきなのに…

…という話を、ある所でしたら、

保健センターといえども、

そういう人の一人ぐらいはいるものです。


…と、言う人がいました。


何だかな…。


子どもの発達に何らかの気づきがあって、

相談する場所であるはずの保健センター。


そこの窓口の人が、そんな対応では

先が思いやられます。


勿論、こんな対応をする人だけがいるわけではなく

この日たまたま彼女を担当した人が

そういう理解のない人だったのかも知れません。


そういう人が窓口にいるのは事実です。

だけど、そういう人が担当者でいて欲しくないな…。


わたしが残念に思ったのは、

その保健師さんもさることながら、

“そういう人の一人位はいるものです”

…と、こともなげに言った人の存在です。


障がい者の理解・啓発に関わる方ですが、

そこまでは理解してもらえませんでした。


相手の立場になって考えるのは、

簡単ではありません。


だけど…

ほんの少しの想像力と寄り添う気持ちがあれば、

何かしら感じることはできるんじゃないのかな?


最初の窓口に、そういう人が一人でもいたら、

次から相談に行きたくなくなったり、

(実際、彼女は落ち込んでいましたから)

精神的苦痛が増すばかりです。


そういうことを理解してもらいたかったです。


残念だけど、

ある分野に関する想像力が殆どない人もいたりして、

自分がその立場になってみないとわからない。

…という人もいるのだな…。


こういう気持ちが伝わらない人には、

言葉を尽くしてもわかってもらえないのかな?


だけど、ちゃんとわかってくれる方もいて、

関係部署に伝え善処します。

と、心強いお言葉も頂きました。


次からは、こんな対応がなくなったらいいな。


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