家のベランダから公園が見えます。
子どもたちの顔までは見えないけれど…。
いつもなら元気に走り回る子どもたちがいるのに、
お正月だからか昨日も今日も誰もいない静かな公園。
みんな お家で家族で楽しく過ごしているのかな?
そうだったらいいな…。
年末に録画していた韓国映画
「トガニ」~幼き瞳の告発~
を観ました。
以前に映画好きの友人から聞いていたので、
おおよその内容は知っていました。
「トガニ」というのは朝鮮語で坩堝(るつぼ)という
意味だそうです。
韓国のある市の全寮制の聾学校で
2000年から2005年に実際にあったという
児童・生徒に対する校長や職員による性的虐待。
心も身体も、そして…ある子は命さえ踏みにじられて、
酷い目に遭っていました。
韓国で社会問題になってはいても、
本当の意味では解決を見ずにいる事件。
こんな事が実際に起きたこと自体、
信じられないような出来事なのに…。
少し前に日本でも障がい者の施設で
19歳の人が職員から常習的に虐待を受け
死亡するという痛ましい事件がありました。
ここでもかなりの数の職員が加害者で、
被害に遭われた方も少なくなかったそうです。
守られるべき弱者が、
安心して過ごせるように存在しているべき
学校や施設でこういう事が日常的に行われ、
長い間隠蔽されていたという事実。
もしかしたら、今も被害に遭っているのに、
声を上げられずに苦しんでいる人たちが
どこかにいるのかも知れない…。
家族で過ごすという当たり前に思えることが
かなわない子どもたちが、
どの位いるのかわからないけれど、
こんな痛ましい事件が起きないことを
願って止みません。
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