少し間が空きましたが、
受け入れられないお父さんの続きを書きます。
お父さん①にも書きましたが、
受け入れないお父さんは往々にして
何故だか“普通”にこだわります。
例えば我が家の場合、
６年以上前の話ですが、
チョロちゃんが走り出していなくなったり、
何度もパニックを起こすので、
“何かある”…と思っていたわたしですが、
その事を夫は最初全く取り合わず、
挙げ句の果てに言ったのは、
『そんなに チョロを障害者にしたいのか！？』
という信じられない言葉でした。
現実を直視することなく、
日中（夜中もだけど）子育てに全く関わらないので、
自閉っ子の育児がどれだけ大変かわからないから、
こんな酷い言葉が口から出るのだと、
とってもショックだったし、
こんな酷い言葉を口にする夫の神経を疑いました。
だけど、こんなのはまだ良い方（？）で、
もっと嫌な経験をしているママがいます。
あるお父さんの話です。
この人はいわゆるエリート街道まっしぐら。
かなりのマザコンで、母親の言いなりで、
奥さんの事をさげすむような態度でした。
年をとってから出来た子どもを溺愛し、
母親が言った、
『ミルクで育った子は頭の良い子になる』
…という訳のわからない説を鵜呑みにして
妻が我が子に母乳を与える事を禁じました。
その時に言ったのが、
『お前の母乳を飲んだら、
子どもにお前のバカがうつる』
という信じられない言葉でした。
この子がLDだとわかった時も、
努力不足が原因だから、ちゃんと勉強させろ！
と、受け入れませんでした。
『お前がバカだから』
と、さげすみの言葉を何度も口にするので、
子どもまで真似をして
『（僕が）勉強が出来ないのはお前のせいだ』
…と、言うようになりました。
父子で現実を受け入れず、
妻（母親）に全責任をなすりつける。
（普通学級にこだわっているので）
支援学級なんかとんでもない。
この父子を見ていて、
偏見というのは怖いなぁ～と思いました。
普通にこだわるお父さん。
大きくなった子どもが大変な思い（苦労）をしても、
自分には関係ない。と突っぱねるようです（泣）
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