わたしはチョロちゃんの通う小学校で
図書ボランティアをしています。
図書ボランティアの仕事の一つに読み聞かせがあり、
月に一度、読みに行きます。
読む本は自分たちで決めます。
今回、わたしが読んだ本は、
「おこだでませんように」という本でした。
偶然、学校の図書室で見つけました。
内容は、
関西の小学一年生の男の子の話です。
この子は家でも学校でも怒られてばかりいます。
昨日も今日も怒られました。
そして多分…明日も怒られるでしょう。
どうしたら、怒られなくなるだろう…。
そして、その子の願いは「おこだでませんように」
それを知った先生とお母さんは…。
家でこの本を読む練習をした時、
チョロちゃんの前で読まずに
学校で初めて聞かせました。
終わった後、チョロちゃんが目をこすって、
『ちょっと、こんな気持ちになった』
と教えてくれました。
一緒にいたお母さんが、
『涙が出てきっちゃった…』と教えてくれました。
ちょっとADHD気味？
ちょっとLD気味？
ちょっと気になる男の子。
チョロちゃんは何となく気になったのでしょう。
集まった他の子達も、静かに聞いてくれました。
おこだでませんように
…どの子もそう思っているのでしょうね
わたしは時々チョロちゃんに確かめる事があります。
それは、
“お母さんがチョロちゃんの事を大好きだ”
…って知ってる？
そんな時チョロちゃんの返事はいつも決まって
『わかってる』
だけど今日は、チョロちゃんをギュッと抱きしめて
「チョロちゃんはお母さんのたからものだよ」
って、言ってあげたい気持ちになりました。
チョロちゃん大好き！
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