少し前になりますが今月13日に、
NHKの「クローズアップ現代」という番組で、
“薬漬け”になりたくない~向精神薬を飲む子ども~
…というタイトルで放送があったそうです。
わたしはその日の放送を見ていなかったので、
昨日、NHKで視聴してきました。
再放送の予定がないと聞いていたのですが、
放送後暫くの間は、NHKに行けば視聴できるようです。
向精神薬の服用をしている子どもたちのうち、
未就学~小学校低学年までに服用を開始した割合が
70%を超えているそうです。
中には1~2歳から…という例もあり驚きました。
睡眠薬が子どもに処方されている例もありました。
新生児の時から寝てくれなかったチョロちゃん。
時差ボケ状態でわたしも身体がキツかったし、
いつまで続くのか?って、不安でした。
診断された日に『何が辛いですか?』と聞かれた時、
真っ先に「こどもが寝ない事です」と言った時、
ドクターは睡眠薬ではなくサプリメントを教えてくれました。
育てにくさは子どもによって違うので一概には言えませんが、
前に参加した学校の先生向けの講習会では、
離席する子に、わざと席を離れてする課題を与える、
…などの工夫を提案していました。
感覚統合の勉強会でも、
脳を活性化させる入力させたり、感覚刺激を満足させる、
方法などを教えて貰いました。
番組の中で、学校の先生が、
クラス中にマックスの力で隣の席の子を殴る子がいる。
…と話したのを受けて、ドクターが
『(その子の)感覚認知が悪いんじゃないのか…?』
と指摘していました。
ブランコとかハンモックとか、小豆とか…に手を入れさせるとか
…というアドバイスをしていました。
これらはチョロちゃんが受けている感覚統合の訓練でも
使われています。
こういう子達にそういう入力(感覚刺激)が必要だって、
全部の学校の先生方が知っていてくれたら…
例えば、授業の前にトランポリンや縄跳びをさせたり、
手の感覚刺激を満足させるものを触らせたりすることで、
どうにかならないのかな?…って、思いました。
勿論、色々な症状で薬が必要な子もいるかも知れません。
だけど、まずそういった取り組みをして、
薬に頼らない方法を試した上で考えて欲しいなぁと思いました。
副作用が心配になり薬の服用をやめたいと担任に言ったら、
薬をやめないで欲しいと言われた。という話も出てきました。
誰のため、何のための薬なのか?
わからなくなってきます。
薬だけが改善策。と行き着く前に、
家でもできる感覚刺激を満足させる方法や、
子どもの脳を活性化させるための助けを、
積極的に親に教えるシステムがをしっかりできたらいいな…
と思いました。
子どもが犠牲にならないように、
もっと教育の現場での理解が欲しいです。
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