1学期も終わりに近づき、
授業参観や学級懇談会がありました。
今回はチョロちゃんはもう一人の男の子と、
支援学級の教室で、道徳の学習でした。
命について先生からの質問に、
二人とも懸命に答えていました。
授業が終わってから、
学年懇談会、学級懇談会と続きました。
先生がチョロちゃんを観ていて下さるという事で、
両方に参加する事にしました。
去年は、あまり参加しませんでした。
チョロちゃんは支援学級在籍なので、
交流学級の懇談会に参加するのはどうかな?
…と、ちょっとした遠慮の気持ちがありました。
だけど、1年生の最後の懇談会に出席してから、
わたしがそういう場に参加する事で、
少しずつでも、周りの人たちにチョロちゃんの事を
理解してもらえる様になったら良いなぁ~と、
思う様になりました。
今回は最後に全員で一言ずつ自己紹介をして下さい。
…と先生に言われたので、
わたしはチョロちゃんが支援学級に在籍している事、
だけど殆どの授業を交流学級で受けている事、
聴覚や感覚に過敏がある事などを伝えました。
最後に、わからない事があったら、声を掛けて下さい。
一年間よろしくお願いします。
…と言って、話を終えました。
わたしが話すまでは、名前しか言わなかったお母さん方が、
気になっている事を加える様になりました。
あるお母さんが、
『いつも、ご迷惑をおかけしてすみません』
…と、頭を下げられました。
そのお子さんは、授業中に教室から出て行ったり、
落ち着きがなく、先生からもよく叱られています。
以前にお母さんと話した事があるのですが、
(子どもを)いつも叱ってばかりいる。
褒められるようなことをしない。
…と、言っていました。
わたしは何だか言いようのない気持ちになりました。
その男の子は、どうして教室から出て行くのか?
他の子とトラブルになるのはどうしてか?
…という理由ではなく、結果ばかりで叱られているのです。
わたしも先生に叱られている場面を何度か見ています。
チョロちゃんも
『また、△△くんが先生に叱られていた』
と、よく言います。
先生がみんなの前で叱る事もそうですが、
叱られてばかりだとその子のセルフエスティームは
どうなってしまうだろう?…と心配です。
お母さんもその度に謝る事しかできなかったら、
お母さんのセルフエスティームも下がるだろうな…
お母さんからみたら、
“困った我が子” なのかも知れないけれど、
わたしからしたら
“困っている△△くん” なのです。
早く気づいてもらえたらいいな…
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