謝る事に慣れてしまったお母さん | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

1学期も終わりに近づき、

授業参観や学級懇談会がありました。


今回はチョロちゃんはもう一人の男の子と、

支援学級の教室で、道徳の学習でした。


命について先生からの質問に、

二人とも懸命に答えていました。



授業が終わってから、

学年懇談会、学級懇談会と続きました。


先生がチョロちゃんを観ていて下さるという事で、

両方に参加する事にしました。



去年は、あまり参加しませんでした。


チョロちゃんは支援学級在籍なので、

交流学級の懇談会に参加するのはどうかな?

…と、ちょっとした遠慮の気持ちがありました。


だけど、1年生の最後の懇談会に出席してから、

わたしがそういう場に参加する事で、

少しずつでも、周りの人たちにチョロちゃんの事を

理解してもらえる様になったら良いなぁ~と、

思う様になりました。



今回は最後に全員で一言ずつ自己紹介をして下さい。

…と先生に言われたので、

わたしはチョロちゃんが支援学級に在籍している事、

だけど殆どの授業を交流学級で受けている事、

聴覚や感覚に過敏がある事などを伝えました。

最後に、わからない事があったら、声を掛けて下さい。

一年間よろしくお願いします。


…と言って、話を終えました。


わたしが話すまでは、名前しか言わなかったお母さん方が、

気になっている事を加える様になりました。



あるお母さんが、

『いつも、ご迷惑をおかけしてすみません』

…と、頭を下げられました。



そのお子さんは、授業中に教室から出て行ったり、

落ち着きがなく、先生からもよく叱られています。



以前にお母さんと話した事があるのですが、

(子どもを)いつも叱ってばかりいる。

褒められるようなことをしない。

…と、言っていました。



わたしは何だか言いようのない気持ちになりました。


その男の子は、どうして教室から出て行くのか?

他の子とトラブルになるのはどうしてか?


…という理由ではなく、結果ばかりで叱られているのです。


わたしも先生に叱られている場面を何度か見ています。



チョロちゃんも

『また、△△くんが先生に叱られていた』

と、よく言います。



先生がみんなの前で叱る事もそうですが、

叱られてばかりだとその子のセルフエスティームは

どうなってしまうだろう?…と心配です。



お母さんもその度に謝る事しかできなかったら、

お母さんのセルフエスティームも下がるだろうな…しょぼん


お母さんからみたら、

“困った我が子” なのかも知れないけれど、


わたしからしたら

“困っている△△くん” なのです。


早く気づいてもらえたらいいな…




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