アメブロにはパパ達のブログが幾つもありますが、
自閉っ子のパパが書くブログの比率は少ないと思います。
「アスペ子育て@子煩悩パパ」さん や
「自閉症療育と幼児早期教育のススメ」さん の様に
子育てブログを書いているパパ達がいらっしゃる一方で
いつまでも受容ができない(したがらない…?)
パパも少なくない…という話を聞きます。
子どもの障がいがわかった時の父親の反応というのが
母親のそれとは少し違う様に思います。
一般的に母親の場合、受容できない状態であっても、
我が子の障がいを自分のせい…だと思い悩み、
自分を責める人が多い様な気がします。
父親の場合は、ちょっと違って…母親が子育ての大変さ
或いは他の子と少し違う我が子の行動を訴えた時、まず
『気のせいだ…』とか『おまえのせいだ…』とか、
反応が他人事のように思えます。
「光とともに…~自閉症児を抱えて~」という本の中でも、
光くんのお父さんの無理解が原因で、
お母さんが子どもを連れて実家に帰ってしまう…という
話がありました。
東家(光くん一家)は、その後夫婦で一緒に子育て…と
なりましたが、現実にはそうならない事もある様です。
これは、自閉っ子の親に限った訳ではありませんが
障がいのある子どもを受容できない父親と離婚して
シングルマザーになった…というママも少なくありません。
(勿論、逆のケースもあると思います)
…で、我が家の場合を振り返りました。
チョロちゃんはわたしたちの3人目の子どもで次男です。
産まれた時から寝ない子だったので、大変でした。
一男一女を育てているので、これは性別の問題ではなく
チョロちゃんに何かある?と思いながら育てていました。
だって…
歩き始め=走り始め で、すぐにいなくなってしまうのです
何かある?…と思いつつ3年が過ぎ、
保健センターの3歳児健診の時に「相談するつもり…」と
言ったわたしに、チョロ父さんが言った言葉は
『元気が良いだけ…』というものでした。
それでもわたしは納得できず、(原因は特定できないけれど)
「何かあると思う…」と言った時に返ってきた言葉は
『自分の子どもを障がい者にしたいのか?』
…と、いう一言でした。
その後、保健センターで、困っている事を列挙した結果、
紹介状をもらって療育センター行きそこで
「自閉症スペクトラム」と診断されました。
チョロちゃんが自閉っ子と診断されたからには、
周りの理解と支援は絶対に必要なので、
チョロ父さんにもちゃんと受けとめて貰わないとけません。
この頃、わたし自身も受容ができていませんでしたが
「光とともに…~自閉症児を抱えて~」のドラマのDVDを
レンタル・ショップで全巻借りてきて、
チョロ父さんが居間にいる時に敢えて再生して、
ドラマを見ざるを得ない状況を作りました。
それは丁度、ドラマの最初の方で、光くんがいなくなって、
母親が必死で捜すシーンでした。
それを見て何かを感じた(らしい)チョロ父さんは、それ以来
自閉っ子のチョロちゃんとして、受け入れてくれています。
今では勉強会や講演会、講習会に行く時にチョロちゃんを
見ていてくれたり、わたしの送迎をしてくれたり…
勿論、仕事をしているので、できる範囲で…ですが…。
わたしが使った方法はチョロ父さんには合っていましたが、
他のお父さんにはどうかな?…と、思います。
受容が苦手なお父さんは、たくさんいると思います。
できたら子煩悩パパさんが、その辺のノウハウ(?)を
伝授してくれたら嬉しいです。
図々しい話ですが、これを読んでくれていたら、
是非、是非コメントをお願いします。
にほんブログ村