上の二人と比べたら、話し始めや言葉の使い方に
ちょっぴり心配だったり、違和感がありましたが、
おしゃべりが好きなチョロちゃん、2才の時には
普通に会話が成り立っていました。
チョロちゃんの通っていた園には自閉っ子が
何人もいましたが言葉を話さない子もいました。
もう2年も前の事ですが、一人のママの言葉が
今でもわたしの心の奥に突き刺さっています。
それは、ママ達で一緒にランチをしある日の午後。
その中の一人のママがふと
『“5才の誕生日までには、話ができる様になる”
…って、ずっと信じてきたけれど、今日○○は
一言も話さないまま、5才になっちゃった…』
…と、言いました。
嬉しいはずの子どもが産まれた日。
このママにとってはこの日がタイムリミットでした。
2才前から言語の訓練を受け続けて3年と少し。
あの訓練は何だったのか?…と、思いながら、
他の策もわからずに、これからも同じ訓練を続け
いつか…話せる様になるのでしょうか?
『もう、諦めるしかないのかも知れない…でも…
諦めがつかない。もしかして…7才までには…』
この時のわたしには掛ける言葉などなく
黙って聞いているだけでした
あれから2年。
今でも、どんな言葉かけができるのか
わからないまま時だけが過ぎています。