2009年4月チョロちゃんは無事に入園できました。
入園式ではカメラを片手に写真を撮りまくりで、チョロちゃんの写真が撮れませんでした
この園には障がいのある子が30人ほど通っています。
自閉っ子だけでなく他の障がいのある子もいて、色んなママと知り合いになれました。
この頃、わたしはまだ受容ができていなかったので、他の先輩ママ達がとっても元気で明るいので“どうしてこんなに元気で明るくできるのだろう…”って、不思議で仕方ありませんでした。
チョロちゃんは初日から走り回って、早速、教室から脱走しました。
先生が追いかけて気持ちの切り替えをさせてくれて、無事に教室に入れました。
まだ若い先生。でも、とっても冷静で毅然としているけど優しくて…
安心して任せられると思いました。
4歳になったばかりのチョロちゃんは、この頃やっと(?)わたしに対する執着が強くなりつつあって、慣らし保育の後は一人で送迎バスに乗せる事になるので、最初はどうなる事かと心配でした。
何とか数日で園にも慣れて、一人で楽しく通える様になりました。
この園は療育専門の通園施設なので、感覚統合をふんだんに使った遊びが用意されていて、チョロちゃんも大喜びです。
最初の内は、感覚の過敏さで苦手だった砂遊びやスライムですが、今ではとっても大好きです。
先生方は感覚統合や自閉症の事をよく勉強されていて、子どもの個々の必要に合った支援をして下さっています。
無理にさせる事はしませんが、アプローチの仕方を工夫して子どもが自分からしてみようかな…?という気持ちになる様に働きかけてくれます。
勿論、失敗してしまう事もあるのですが、そんな時でも隠しだてしたりせず、ちゃんと報告してくれます。
だから、信頼して預ける事ができます。
わたしも一日数時間ですがチョロちゃんと離れて、気分転換やゆっくり過ごす時間が持てる様になって、精神的にも肉体的にも随分ラクになれました。
他のママ友と話す事で、自分だけが大変な育児をしている訳ではない。と、わかった事も良かったです。
特に自閉っ子のママ友は、色んな悩みを共有できる同士の様な存在です。
それが、リアルなママ友なら尚更、頼りになる存在です。
就学が近くなった今、園での生活も残すところ3ヶ月ほどです。
まだ、学校が決まっていませんが、今、悩んでも仕方がないので、しばらくの間、園でのあれこれを回想して書いていくつもりです。