チョロちゃんが自閉症だとわかった時、色んな本を読み漁って
たどり着いた一冊の中に当時中学生だった、
東田直樹さんが書いた
「自閉症の僕が 跳びはねる理由」という本でした。
ニキ・リンコさんや、藤家寛子さんも
自閉っ子の気持ちを書いてくれています。
当事者が書いた本で、しかも中学生の男の子（当時）が
書いた本があるなんて…ホントにビックリしました。
ちょっとだけ驚いたのが直樹さんがお話をしないという事。
…そんな事もあってか、
文章を書いているのは直樹さんではないのでは？…なんて、
心ない言葉を発する人もいる様ですが…
直樹さんの書いた文章を読んだら真偽がわかると思います。
ウチのチョロちゃんも似たようなことをするし、
直樹さんの説明で納得！！なんてこともいっぱいあります。
（勿論、全く同じ訳ではありません。）
当事者でしか説明できない事もいっぱい。
カナータイプと言うだけで、そういう判断は悲しいです。
ちゃんと読めば、
直樹さんが自分の言葉で綴っているとわかります。
綺麗な言葉で書かれた絵本や短編小説など、
言葉がいっぱい詰まっているし、
考え方も説明の仕方もとってもわかり易くって、良い本です。
自閉っ子を育てる親としては、本当にありがたいです。
直樹さんの書いた言葉を読むと何だかホッとします。
自閉っ子の親という理由を抜きにしても、
直樹さんの書いている文章や詩的な表現は感動します。
魅力的な詩や絵本、小説を書く作家さんです。
そして、現在高校３年生の直樹さんが１０月に
「続・自閉症の僕が 跳びはねる理由」を出版されました！！
是非、是非 読んで下さい。