パフィスはひたすら走る。小船の場所もわからないまま。

後ろから誰かか叫ぶ。

「おーい、待ってくれ~!!おれもつれてってくれ~!!」

パフィスは立ち止まり振り返る。そこにいたのはパフィスと同い年ぐらいの青年が立っていた。

「お、おれ帰るとこねぇんだよ・・・だからよ・・・おれも・・・」

青年は顔を上げるとそこにはパフィスがいた。

「よろしくな。」

パフィスはそういい残し、歩き出した。

「え、いいのか?おれなんか・・・。」

「おまえが仲間になりたいって言ったんだろ。おれは海賊になる男“パンツ・P・パフィスだ。」

「お、おれはビータだ。役立たずかもしれないけどよろしく。小船の場所知ってるからついて来い、船長。」

港へ歩いている途中、ビータの顔に紙が飛んできて張り付いた。

「お、パンツ・P・パフィス 懸賞金1200万だって~ ・・・・・・・・っておまえじゃんか~」

「強いんだな~心強いぜ船長さん!」

ビータはパフィスの肩を叩いたが透けて倒れてしまった。「え?なんなんだこいつ・・・。」


パフィスは目が覚めると、町は宴で最高に盛り上がっていた。

「お!ニット帽の兄ちゃんが起きたぞ!町中の食べ物を全部ここへ持ってこい!生でもいいぞ、食えればいい。」

町の住民は急いで食料を運ぶが、パフィスの大食いの勢いには勝てなかった。

「も、もうなにもありません。」

パフィスは町中の食べ物をすべて食べつくした。

「よーし、食った食った。よし、行くか。小船もらっていいか?」

「もう行っちゃうのかい、ニット帽の兄ちゃん。ずっとここに居てくれよ。」

「それは出来ない。俺は海賊王になるんだ。いっぱい仲間を集めてパンパースを絶対にみけるんだ。」

「仲間って兄さん、他に仲間はいるのかい?」

「まだ、俺一人なんだよな~。どっかに強いやついるか知らねーか?」

「それなら隣の“ベギンス島”に“海賊狩りのゲロ”がいるってのを聞いたことあるぞ。」

「じゃあ、そいつを仲間にする!!」

「やめとけ兄さん、あいつは悪魔だ。」

「小船貰ってくぞ~」

そういい残すと、パフィスは一目散に走っていった。

「ありがとー。ありがとー。ありがとー。」町人は叫び続けた。



さっきまでの戦いは無かったかのように辺りは静まっていた。


ガサッ、「おー危なかった。小僧はどこいった。」


パフィスは生きている、パソマソには見えていないだけなのだ。


パフィスの“サブロクレーザー”をつかうと、5分間、体が透明レーダーになり能力も使えなくなる代償があったのだ。


「でてこい小僧、まだ死んでないはずだぞ。ケリを付けようじゃねぇか。」


パフィスは見えない体で石を投げ、スライムを故意にパソマソに撃たせていた。


297、298、299、300!!


パフィスは澄んだ青空に高く飛び上がった。


油断。


それが彼らの激闘に終止符を打った。


「“グランドレーザーガン”」


パソマソは空を見上げる暇もなく、完全に消滅した。


「オ、オゥー、この若者がパソマソを倒したー。」


町の住民はパフィスの戦いを遠くで見ていたのだ。


「兄さん、俺たちでよければなにかお礼させてくれよ~」


「め・めし・・・。」


パフィスは戦いの疲労でその場に倒れこんでしまった。