この前、郊外のショッピングモールに買い物にいったとき、いつもいろんな催しものをしている入り口スペースで、『エアウィーヴ』の展示販売をやっていた。
浅田真央ちゃんがコマーシャルをしてるこの敷布団、前から気になっていた。
中田久美さんの『トゥルースリーパー』も同様。
この世界的にも有名なアスリートたちが「肩も腰も痛くない」と言っているが、本当だろうか。
前に、歌トモたちとそんな話をしたとき、『ローズテクニー』の愛用者が2人もいて、両名はこちらを絶賛。
でもな、コロナ前、通っていた接骨院の先生は、「鞠子さんには低反発のものはお勧めしない」と言っていたし、もはや何がいいのか、自分では判断できない。
…という、敷布団選択の話をしたかったわけではない。
『エアウィーヴ』の展示販売をするための準備・撤去がどんなに面倒か、ということが言いたいのだ。
実は、この展示販売を見た一週間後、用があってまたこのモールに行ったのである。
そのとき、ちょうど、『エアウィーヴ』展示販売は店じまいをしている最中だった。
『エアウィーヴ』をのせていたベッドが5つぐらいあっただろうか。それら、いわゆる「簡易ベッド」ではなく、とっても高級そうなベッド。組み立てるのもばらすのも、いかにも大変そう。そして、重そう。10名ぐらいのスーツ姿のスタッフが片付け作業をしているのだが、まるで建築現場みたいな様相だった。
この人たち、これからまた別の会場に行って、ベッドを組み立て、会場をしつらえるんだろう。
撤去がこんなに大変だということは、セッティング時も同様だ。
そんなえらい目をした後、数日間、展示販売をし、それからまたばらしてさらに次の会場に向かい、また準備する。
これを延々繰り返す。
その間に、いったいいくつ売れるんだろう。
勝手な想像だが、そうそう売れると思えない。だったらよけいにこの力仕事、むなしいだろうなあ。テンションもきっと上がらない。
「労働は苦役なり」という言葉を思い出した。
何にせよ、お金は簡単には稼げないのだ。
私は一度、『エアウィーヴ』の上に寝てみたかったが、買いもしないのにとてもじゃないけどできなかった。片付け作業を横目に見ながら、なんとなく、寝てみなくてよかったのだと思った。
ちょっとだけ 寝てみたところで 分からない
鞠子