やらかした。
大腸ポリープ切除後、「1週間は激しい運動禁止」、でも「軽い散歩はOK」となっているのを過信した。
スイミングも行けない。ステップ台運動も行けない。私にとって、これは相当キツい。気が滅入る。
だから、切除翌日、何の不具合もないどころかいたって快調で、かつ若干涼しかったこともあり、夕方から散歩に出たのだ。早めに切り上げようとは思っていたが、つい……。気づいたら7700歩、歩いていた。
私にとって7700歩は「軽い散歩」だし、ま、いいかと思ったのが大きな間違い。夜になってから、腰の上あたりに、今まで経験したことのない嫌な痛みが勃発したのである。
いらいらするような、じっとしていられないような断続的な痛み。前屈したり後屈したりしても痛みが変わらないということは、これは整形外科的な痛みじゃないのではないか。もしかして、切除痕から出血とか感染とか……。
後悔した。歩くんじゃなかった。なんといっても「手術」なのである。腸の中に傷がある状態で7700歩がいいわけがない。
クリニックからは、腹痛、嘔吐、出血、発熱などがあったら即連絡せよという書類はもらっているが、その症状の中に「腰痛」はない。
どうしょう。受診すべきか。「運動すな!」と言われていたのに叱られるだろうなあ。「私にとって7700歩は運動の部類に入りません」などと言ってみたところで通じるはずがない。
ところが……
そんなこんなで朝から迷いに迷っていたのだが、昼過ぎ、なんとクリニックの看護師さんから電話が入ったのである。
「術後、変わったことはありませんか」と。
うわ、もうなんというタイミングのよさ。
事情を話したら、「今日、来られますか」と言われた。
もちろん、何をおいても行くに決まっている。
ということで、夕方クリニックへ。
医師はおなかや背中を触診し、これは筋肉の張りやと思います、ということで「心配ありませんよ」となり、痛み止めの飲み薬と貼り薬を処方してもらった。
確かに、足とか手とか痛みを感じる部位を患ったら、とてもじゃないけど散歩なんてしないよな。
大腸は痛みを感じない。でも間違いなく傷ついているわけで、修復するのに1週間や2週間、かかって当然だ。それなのに、痛くないから、体調がいいからと普段と同じことをしたら駄目に決まっている。
懲りた。
この1週間、最低限の仕事だけして家でじっとしていることにする。
ダブルワーク先の仕事も当分お断りすることにした。
それにしても感動のアフターフォロー。いまどきのクリニックは、ここまでしてくれるんや。
ますますこのクリニックのファンになった。
大腸の あちこち映す シャウカステン
鞠子