(1)政治とは・選挙とは
今日は参院選挙だった。
もやもやしながら投票したが、したあとで、このよな言葉を見つけた。
「政治の世界でベストを求めても無理です。政治とは『悪さ加減の選択である』(福沢諭吉)と醒めた目で各党の公約を点検することが必要になります」
そして、
「選挙とは、候補者だけでなく、有権者にとっても『試験』なのです」
と。
7月19日付の読売新聞に橋本五郎特別編集委員が書いておられた。
確かにそうや……
なんか胸がすっとしたわ。
(2)高配当株と弁当配達
1枚めくったときに、下段広告の黒ベタ白抜きの大きな文字が、視界の端をかすめた。
「最強の弁当配達」
えっ!? 何これ!? 高齢者向け配食サービス業者への経営指南、コンサルか?
…と思ったが、よくよく見たら「最強の高配当株」だった。
一瞬、「配」の字と「当」の字が前後ひっくり返って見え、「当配」とくれば私の頭の中では「弁当配達」であり、幸か不幸か「高」の文字もあったものだから、高齢者向け弁当配達と勝手に判断した。
今や本や新聞も画面上で読む時代だが、私にはどうしてもそれができない。
画面上は「読む」のではなく「見る」だけで終わってしまいそうな気がするからだ。
誌面ですら、一瞬とはいえ「高配当株」が「弁当配達」になっちゃう体たらくだもん。
時代遅れと言われようが、やっぱり私は紙ベースを大事にしよ。
(3)前進か、混乱か。
いいねえ、このキャッチコピー。
他新聞にも載せているんだろう。
どこの政党のものか丸わかりなところがすごくいい。
過半数を占めて我が党主導で「前進」させるか、数の上ではオール野党状態になって、毎回「混乱」するか。
いいねえ、と言ったが、まさかここまでストレートなコピーで来るとは思わなかった。
だって、ある意味「このままでは、うち、負けそうです」と言っているようなものだもの。
相当、覚悟がいったのではないかと思うのだが。
そして、その結果はいかに???
今日もまた 無事に過ぎたが 明日はいざ
鞠子