今朝の読売新聞に『語彙指導に「紙の辞書」支持強く』なる記事が載っていた。
学生たちへの語彙指導にもっともふさわしいものとして「紙の辞書」を挙げた教員らが4割近くに上ったそうだ。
昨日も書いたが、この類の読売新聞の主張は一貫している。
私もその通りだと思う。
だからこそ、「こういう記事のみ読む」は危険ではないかと思うのだ。
そもそも、この話題を取り上げている一般紙があるのだろうか。
検索した結果、日経新聞が3月31日に取り上げていたのを見つけただけだった。
おまけに、調査を行ったのは辞書を発行する出版社でつくる辞典協会。
これが「紙の辞書根絶協会」みたくな協会が行った調査なら、より説得力も増すのだが。
何度も言うようだが、読売の主張は本当に一貫している。
今日の朝刊、もう数ページ前には『子どものSNS規制 世界の潮流』なる特集記事が、ほぼ1面に取り上げられていた。
ここまでされると、本当に「反論意見」を渇望してしまう。
皮肉なもので、「紙の辞書より電子辞書」とか「教育に、もっともっとSNSを活用しよう」みたくな記事も、並列して是非取り上げてほしい
とはいえど 紙大賛成は 変わらない
鞠子