もはや誕生日が来てもうれしくない。むしろ、ああ、またひとつ、死に近づいたのだという実感の方が大きい。
当然、誕生日です!などと自分からPRすることなど皆無。
サブスクで購入している会社から、「お誕生日プレゼント」と称した割引セールの案内が来て、つられて余計なものを買うのがオチだ。
だがしかし、今年は意外なところからプレゼントをもらった。
1つは、スイミングの「友だち」。小学校6年生の彼女が、手づくりのチョコをくれた。
本当は、バレンタインデーのために作ったらしいが。
おめでとうを連発するので、なんだかとっても気恥ずかしかった。
そしてもう1つ。
ダブルワーク先からお祝いをいただいたのである。
社長直々に手渡しされ「来年も是非もらってください」と言われた。
全社員、拍手。
これもまた、ものすごく気恥ずかしかった。
昨年の誕生日にはプレゼントがなかったが、それはおそらく契約して1年未満だったからだと思う。
まるっと1年が過ぎ、プレゼント受領の資格を得、さらに、引き留めるためにこういうものが出てくるのだろうと思うが、いろいろモノの値段が上がっている中、ギフトカードは正直嬉しかった。
ま、儲からないし、近々パソコンを新調するので完全赤字だが、期待に応えてガンバルのみ。
誕生日 感謝されるは 父と母
鞠子