1月31日金曜日、ちょっとほしいものがあって、近くの100均に行った。
ほしいものを手にし、レジに向かう最中に、「印」を売っているコーナーがあった。
コロナ禍以降でも、私は職場で結構な頻度で認め印を押さなくてはならない。そのとき、この100円印を使っているのだが、もう使い果たしたらしく、相当強く押しても印影が薄い。
ふと、ま、100円奮発するか、という気になった。
…のはいいのだが、この印コーナー、すぐ前に柱があって、フルに見渡せない。
よりにもよって私の苗字あたりに柱がある。柱と印コーナーの間は狭く、入り込む余地はない。
柱の右から見、左から見して、ようやく印を取り出した。
そして、レジに行き、会計を済ませた。
印は職場で使うものなので、そのまま通勤用リュックに放り込んだ。
そうして、今日まで、見もしなかったのである。
出勤し、職場で印を出して愕然とした。
それは「私の苗字」ではなかった。似ても似つかぬ苗字の印だった。
完全にあいうえお順を無視して入れた印だった。
ああ、ハラが立つ。
所定の場所に入っていなかったのがわざとかわざとじゃないか知らないが、誰や、間違った奴は!
そして、それ以上にハラが立つのは、取り出したとき確認せず、レジでも確認せず、買った後も確認せず、3日も4日もほかったままで、なおかつレシートを捨ててしまった「私」にだ!
ああ、この100円印、全く使い道がない。
やらかした。
がっかり。
つい最近 この名を捨てた 人がいる
鞠子