仕事帰りにときどき寄る西友。
入り口すぐのところにある、様々な「ご奉仕品」が積まれたワゴン。哀しいかな、必ずそこをチェックしてしまうのだが、今日、かわいらしい柄のついた「おかずカップ」があるのに気がついた。
100円の定価シールの横に、「30%引き」と書かれた大きな赤いシールが貼ってある。
おかずカップは100均で購入するが、それでも「日本製」ばかり探す。
日本製は高いが、何となく、口にするものが直接くっつくおかずカップはどうしても日本製にこだわってしまう。
それが30%引き。これはお値打ち。
…ということで、即カゴに入れた。
他にもいろいろ買い、セルフレジへ。
何点かピッピッとやったあと、問題のおかずカップをスキャン。ところが画面に出た価格は「100円」。
ん? 30%引きだったら「70円」じゃないのか???
…違っていた。
値引きシールが貼られた商品は、有人レジでしか対応しないのだ。
セルフレジ機に小さな字で、その旨、注意書きが施されていた。
結局、私は、おかずカップを「定価で購入」せざるを得なかった。
なんだか、ものすごく損した気分。
他のスーパーのセルフレジは、値引き後の価格のバーコードを貼っているのでOKなのだ。
西友の値引きシールは、単なるシールに過ぎない。
まったく、西友め、なんて不親切なんだ!
…と怒ってみたが、あとで冷静に考えたら、そのとき、おかずカップ以外のものはセルフレジで精算し、そのあと、おかずカップだけ持って有人レジに行けばよかったのだ。
単なるシールだったことに気づかず、おかずカップだけ持って有人レジに行けばいいいう機転も利かないふがいなさ。
ますますブルーな気分になった。
西友に怒ってるだけのほうがよかった。
金額の 多寡より自分に ハラが立つ
鞠子