一昨日、1年毎の健康診断で行った1件目の公立病院。

1つの診療科に何人も医師がいるが、部長以外はしょっちゅう人が入れかわる。それも、若い医師ばかり。

 

一昨日、初診で応対したのも若い女性医師だった。

診療室のドアを開けたら、その医師は立ち上がって深々と頭を下げ「医師の○○です」と名乗った。

 

ま、最近は、医師対患者、病院スタッフ対患者でいろいろなトラブルがあるからな。

決して昔のように医師が圧倒的権力者ということはなくなっている。

 

初診は口頭でやり取りしただけだったが、この女性医師は、私が診察室から出るときも立ち上がって頭を下げた。

むしろ、こっちが気まずいくらい。

何もここまでしなくても。

 

ところが、だね。

検査結果を聞きに行った今日の医師は「ひどかった」。

 

いきなり、にこりともせずパソコンの画像を見たまま「去年と変わっていません」。

これで終了。

あまりにあっけなかったので、「色とか大きさも?」とつい聞いてしまった。

そうしたら、明らかに嫌そうな目付で曰く「は?」。

 

私は、怪しげなものが幾つかあり、一般的な健康診断だと絶対「要精密検査」が出るため、診断書なしで追加料金が取られてもこの病院に来続けているのに。

これまで、ほかのどの医師も、「セルフチェックをしてください」とかセルフチェックのやり方とか、異常があったら1年待たずに連絡せよとか、何やら必ずアドバイスしてくれたのに。

追加料金を気にして、「これまでのデータをお渡しするので、職場の健康診断時に一緒にやってもらってもいいですよ」と言ってくれた医師までいた。

 

あんまりつっけんどんで無説明だったので、思わず名前を確認してしまった。

どの病院関係者も首から下げている名札は、机の上にほっぽったままだった。

 

本当に感じ悪かった。温厚な私(←ホントか?)をここまで怒らせるとは。

帰り、病院投書箱に名指ししてやろうかと思った。

 

…が、今日、この医師も何か面白くないことがあったのかもな。それとも、夏バテかも。

ここは私のほうが、懐深き大人になって、だね。

ま、取りあえず、シロ判定だったし、それに感謝してよしとするか。

怒るだけ、損 ―― ということで、ムリムリ自分を納得させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

怒るより 忘れてしまおう 夏の午後

鞠子

 

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