ご飯を炊く際、朝6時半に炊き上がるよう、炊飯器をセットしてある。
今朝も、いつも同様、滞りなく炊き上がった旨、電子音が知らせてきた。
それから10分ほど後だったか、炊飯器を開けた。
何となく、いつもとご飯の色が違う。よくよく見ると、ツヤ感が全くない。
ま、なにせ「ナショナル」製の炊飯器。もう寿命かもな、と思いつつ、なにげにお釜部分を持ち上げたら、そこに500円玉2つ分くらいの「白い平たい塊」があるではないか!
うわ、なにこれ!と驚いたのもつかの間、それが「雑に折りたたんだクッキングペーパー」であることが判明した。
お米をといだ後、お釜を調理台に置いた。そのとき、クッキングペーパーを下敷きにしたものと思われる。そうしてお釜の底にくっついたまま、炊飯器にセットされてしまった。
そのクッキングペーパー、持ち上げたら裏側は真っ黒に焦げていた。
もしかしたら「発火」とか「爆発」といった大惨事になっていたかもしれないとゾッとした。
もはや、炊飯に失敗したなどというちゃちな話ではない。
非常に危なかったのだ。
今回、とりあえず何もなかったことに感謝した。
と同時に、こんなオマヌケなミス、絶対起こしてはならないと固く心に誓った。
光らない 立たないお米 忘れない
鞠子