テレビで「パブーシュカ」なるファッションアイテムが取り上げられていた。
若い人の間で流行っているらしい。
街中で、パブーシュカを身につけている何人かの人に話を聞いていた。
「かわいい」
「小顔に見える」
「アクセントになる」
自身身につけているわけだから、当然肯定的な意見ばかり出る。
中には、男性もいた。
しかし私は、
「かわいいと思えない」
「小顔どころか、顔の大きさが際立つ」
「アクセントよりむしろ、今どき暑苦しい」
何より、
「結局、三角巾じゃん」
それを眺めつつ、見つつ、私はため息をつくしかなかった。
ついこの前まで、流行りのものを見たとき、自分にはできないけど「確かに、それ、素敵」と思えるものが多かった。
だけど、今となっては、見るもの見るもの「何なの、それ」。
その都度、本当に年を取ったのだと思い知る
パブーシュカ 給食員さん 思い出す
鞠子