東京都知事選の選挙ポスターが物議をかもしだしている。
ほぼ裸の女の人が載っていたり、同じポスターが複数貼られていたり。
…という以前から、この選挙ポスター、「何か意味があるのだろうか」と思っていた。
多くは顔写真と名前。これだけを見て、「この人に投票しよう」というのは、ある意味危険ではないだろうか。
今回の物議アレコレを見ながら考えた。
この際、選挙ポスターそのものを根底から見直してはどうか。
例えば、全員同じフォーマット用紙に
〇「これだけは絶対やる」という公約1つ。100文字以内
〇そして顔写真
この2つのみを掲示する、というのはどうか。
一番大事なのは「公約」のはずだが、これを何千字も何万字も書かれても、なかなか読めない。
だから、ポスターにはメイン公約1つのみ。
これなら、わかりやすいし、誰にも優しいし、上下左右の候補者と公約の比較ができる。
それに、この方式なら、ポスターやポスター掲示に関する費用を削減できるはず。
なんなら、顔写真もなくしてしまえば、もっと安く済む。
もちろん何千字、何万字の公約は、必要とあらば別に配布してもいいし、必要な人が候補者に求めればよい。
ポスターに載せるメイン公約が「小学生給食全員無料」でも「消費税撤廃」でも「東京大改革3.0」でも「7つの約束」でもいい。
見た人が、「消費税撤廃」を選ぶか「東京大改革3.0」を選ぶか。
有権者が具体的公約を選んでも抽象的公約を選んでも、それは自由。
どうでしょう、こんな感じ。
出る側も 入れる側にも 一理ある
鞠子