職場に、公立の某学校から返信メールが届いた。
発端は、こちらから、打ち合わせのアポを取る連絡をしたこと。それで先方に、都合のいい日時を3日くらい挙げてくれ、と頼んだのである。
その返答として、某学校は5月中の3日間を挙げてきた。
だが、そのうちの2日間は「同じ日にち」。どうやら、入力をミスったと思われる。
でやっぱり、5分もしないうちに「再送」と銘打って、改めてメールを送ってきた。
今度はちゃんと3日間、別日の指定がしてあった。
ところが、話はこれで終わらなかった。
それから数時間後、メールの発信者である先生から電話がかかってきたのである。
「さっき、打ち合わせの日にちを打ち間違えて…」と恐縮する先生。
いやいや、訂正メールをもらっているし、わざわざお詫びの電話をしてくれるほどのことでもないのに。
だが、そうじゃなかった。
「再送されてきたメールに記された日にちも違っていた」のである。
メールでは、「5月の7日か、8日か、9日」となっていたが、正しくは「7日か、8日か、10日」だったのだそうだ。
何で間違えたのかは知らない。
だけど、再送まで送っておいて、それも間違ってました、はちょっとまずいでしょう。
それも、学校の先生だし。
おまけに最後は電話。
こちらとしては、再送メールを打ち出して、手で直して、担当者に渡さなければならないわけで。
入力間違い、確認間違い、様々ある。
私とて、決して他人事ではない。
特にネットを介したようなやりとりは、不用意に間違える。どうしてもチェックが甘くなる。
だからこそ、本当に気をつけなきゃ、と心した1件だった。
文字だけで 心伝える 難しさ
鞠子