昨日、若干体調が悪かった。
それが今まで体験したことのない悪さだったため、気分的にも不安でブルーだった。
だけど、スイミングには行った。
いつものよう、1キロ強、泳いだ。
その帰り道、車を運転しながらふと気がついた。
私は「体調の悪さ」にめっぽう弱い。
「死」よりも「死に至る過程」や「苦しい治療」が怖い。
一番、避けたいのは「病気&ケガ」であること、疑う余地もなかった。
だが、「病気&ケガ」より、もっと避けたいことがある。
それは、「自分のせいで人がケガをしたり、最悪死に至ったりすること」。
交通事故で、歩いていた高校生の列に突っ込むという事故があったばかり。
運転手は「事故の記憶がない」そうだが、いずれにしても私がその運転手だったら······と思うとたまらない。
他人を傷つけたという事実に耐えられるか。狂ってしまいそうな気がする。
それよりは、どんなに苦しくても「死に至る過程」や「治療」の方がマシだ。
そう思ったら、なんかホッとした。
「自分のせいで人がケガをしたり、最悪死に至ったりすること」を避けるための努力はできるから。
いまさらおかしな気づきだけど。
指先を 紙で切った日 ブルーな日
鞠子