台風7号、その後 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

「台風の右側に当たるところは危険大」と言われていたのだが、結局このあたり、大きな被害はなかった。

停電も断水もなかった。

「避難に時間のかかる高齢者は避難せよ」とのお達しは出たが、夕方、散歩中に「警報解除により、避難は解除します」みたいな町内放送が聞こえてきた。

 

あちこちで大きな被害が出ている。

けがをした人もいる。

そういう人たちにはとても申し訳なく思う。

 

ただ、だね。

実を言うと、15日の真夜中というか16日の早朝というか、わが家のあたり、一番雨がひどかったのである。

あまりの雨音に眠れないほどだった。

避難を呼びかけられた警報発令中には全然大したことがなく、それが解除されてからの方が激降りしたのである。

 

眠れない中、「今、避難要請が来たらどうしよう」と思った。

と同時に、「この時間帯、逆に避難要請は来ないだろうな」とも思った。

 

予報を出すのも避難要請を出すのも、その見極めはとても難しいのだ、と思う。

それらに携わる人たちの苦労たるや。

一昨日、当ブログに書いたが、台風が来るにあたって大変なのは、ホームセンターのスタッフや、商売の場が「外」にある人、つまり建築中の建物で働く職人さんや農業、漁業に携わる人だけではないのだ。

刻々と変わる天気図を夜通し見ている人も。

 

本当にご苦労様です。

「普通に暮らせる」ということは、どれだけ多くの人の力に支えられていることか。

 

 

 

 

 

 

 

雨音に トタンの悲鳴が 混ざる夜

鞠子

 

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