ダブルワーク先で「フナキヤマの1件」を引き起こし、超落ち込んだ昨日。
その後、こんな経過があった。
実は、やらかしたことが発覚する前に、私は次の仕事をもらっていた。
私の仕事サイクルだと、次、出社して納品するのは25日午後。ところが、発注書を見たら、最終の客様に納める納期が「7月26日(水)」となっているのである。
つまり、25日に納品していては、上司の校正をはじめ、何人かの担当者が目を通す時間が1日も確保できない状況になる。
「これでは(私が納品してから)時間がありません」と思わず言ってしまった。
ところが上司はニコニコしながら「あ、本当だね。うん、でも、まあ大丈夫でしょう」と言ったのである。
そう、この段階では、私はまだ「めっちゃ信頼されていた」に違いない。
そして、家に仕事を持ち帰り、新しい仕事をする中で「フナキヤマの1件」に気づいた。
超落ち込みながら、昨日深夜、仕事しつつ考えた。
今や私は「今度から、こんなことが起こらないよう気をつけます」という宣言をすることができないのである。
どんなに気をつけていても、自分でも理解できない間違いがあちこちで見つかり落ち込む日々。
だとしたら、これはもう、1日でも早く納品しないとまずい。
だがしかし、本業をほっぽってこちらに注力することはできない。
それでも決意した。
よりにもよって、今週土曜日は半日、別用が入ってしまっている。
それでも、なんとしても23日中には仕上げ、24日朝一番で出そう、と。
それが、今、最大限私にできる誠意に違いないと。
今日、再度の謝りを含め、ダブルワーク先にその旨、連絡した。
とても感謝された。
そして、「フナキヤマ」については、間一髪、最終の客様に納める前だったとのことで、最悪の結果は免れた。
それどころか、校正での見逃しを見つけてくれたと、逆に上司に感謝されてしまった。
上司の本心は分からないが、もうそんなことはどうでもいい。
最悪の結果じゃなかったことで、本当にほっとした。
と、同時に、納期を早めたはいいが、ミス多発では本末転倒になる、というハンパないプレッシャー。
…それもなかなかつらいんだけど。
そこここの 些事に神やら 仏やら
鞠子