ここのところ、悩みのタネだった右下の親知らず。
いちお、先週の火曜日に予約なしでムリムリ治療してもらい、これで最低でも1か月は持つだろう···と思っていたが、大いに甘かった。
夕べ、寝る前に飲んだお茶が激しみた。
そして今朝、朝食時に激痛が走った。
ああ、たった1週間のはかない命であった。
···などと言っている余裕はミジンもなく、以降、何も食べられない状態。
また、予約なしでムリムリ診てもらい、とうとう抜歯した。
神経の処置をして生かすという選択肢もあったが、もともと合致する上の歯がないので抜いても咀嚼には関係ないし、処置がしにくい場所だということもある。
しかし、抜歯はやっぱり勇気がいる。
決断するのがなかなかつらかった。
歯の質が弱い・歯が薄い・根が浅い、だから歯科と手が切れないのだが、抜歯の際は、この弱点がプラスに働く。
抜歯自体はほんの数分であっさり終了。
あっけないほど簡単に抜けた。
朝から水もお茶もしみて飲めず、うがいもままならなかったのに、歯科から帰った後、存分にうがいができた。
抜歯に際してだけは、むしろ弱い歯に生んでくれた親に感謝。
我が身から 離れた奥歯に 命見る
鞠子