この間、マイナンバー申請やらダブルワーク先に出す履歴書やらで、嫌な嫌な顔写真を取らなければならなかった。
せめて「口角を上げて、若干にこやかに」と努力した。
そうしてできてきた写真から、今まで気づかなかった事実が判明した。
懸命に上げた口角を覆うように存在するほうれい線、それに平行するかのように、ほおに「ほうれい線じゃない線」がくっきり刻み込まれているのである。
その形状、もっとストレートに言えば「深い谷のようなシワ」。
こんなものが表出するくらいなら、むしろ口角を上げない方がよかった。
似たようなことに、目を少しでも大きく見せようとガンバると、おでこに横ジワが出る。
もはやシワというより、「横長に絞りだした太めのモンブランのペースト」みたく。
それも、いかにもマズそう&古びてる。
ローガンで見えてないだけで、この深い谷の間に、毎日ファンデーションが入り込んでるに違いない。
がっかりやなあ。
衝撃、大きすぎる。
深い分 心も深く あればいい(←言い訳に過ぎぬが)
鞠子