以前、当ブログで「ファミマの無料クーポン攻勢がすごい」旨、書いたと思うが、最近、ますますエスカレートしてきた。
以前は無料クーポンと言っても、PB商品のお茶だけで、それこそ「忘れたころにお知らせがくる」程度だったのだが、最近、送られてくる頻度も増えたし、商品も増えた。
先週、ルイボスティー1本、もらったばかりなのに、今日、また、お茶の無料クーポンが届いた。ついでに他のクーポンを見てみたら、「たらみのオレンジゼリー」無料クーポンも届いていた。
「攻勢がすごい」のときもそうだったが、今も私は、「ファミマは基本、利用しない」のである。
日常生活の道中、都合のいいところにファミマがないから。
それでもこうして無料クーポンを送ってくる。
その上こちらも、無料商品だけもらって店を出てくることに、もはや羞恥も申し訳なさも、なにげに押し殺せるようになってしまった。
今日もさっそく、当たり前のように「ジャスミン茶」と「たらみのオレンジゼリー」だけもらってきた。
「ジャスミン茶」は100円、「たらみのオレンジゼリー」は198円。これにそれぞれ税がつく。
一瞬、とっても得したような、でも、情けなさも恥ずかしさもゼロではない。
これらのお金はいったいどこから出ているんだろう。
ファミマの店頭に並ぶまでにこれらの商品が通ってくる諸会社を苦しめているんだろうなあ。
おそらくそれらのツケは、めぐりめぐって一般市民に回ってくる。
目の前の「ジャスミン茶」や「たらみのオレンジゼリー」に得した気分になっている場合ではないに違いない。
ちなみに「たらみのオレンジゼリー」のようなアルミパウチに入ったゼリー飲料、これまで一度も買ったことも食したこともない。
無料でなかったら、きっと買う機会はなかった。
それもまた、敵の戦略なのかも……
オレンジの パウチに吝し 我映る
鞠子