乃木神社参拝問題 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

立憲民主党の泉代表が、元日に乃木神社を参拝したことが物議をかもしている、という新聞記事を読んだ。賛否両論、いろんな声が載っている。

 

〇立民支持の一般男性「泉氏の参拝に物議?気にするなと言いたい。そんなことより、早く政権を取ってもらいたい」

 

〇『乃木坂46』のファン「(メンバーが乃木神社で初詣を行うことが恒例となっており、メンバーが書いた絵馬などを見て)実際に存在することが感じられた。来てみてよかった」

 

〇前川喜平元文部科学時間「明治天皇に殉死した長州閥の軍人を神とあがめる行為」

 

〇泉代表「『軍国主義に追従すると批判されても仕方ない』とか酷いもんだ。そうした考え方の方がよっぽど危険。乃木神社創建の経緯もある程度は知っている。当然だが、軍国主義者ではない」

 

〇泉代表の前川氏らの批判に対する意見「近所の神社で国家繁栄、家内安全を祈っただけ。(前川氏らの批判は)なんだか息苦しい。本当に失礼な話」

 

〇紛争史研究家・山崎雅弘氏「(泉氏は)批判に対してまともに説明しようとしていない。参拝は個人の自由だが、野党第一党の党首として乃木神社の由来を知りつつ元旦に参り、SNSで発信する影響を考えないのか」

「こうした(岸田政権が防衛戦略を大転換しようとしている)問題が持ち上がっている最中の泉氏の乃木神社参拝は、岸田政権の軍備増強への追従とも受け取れる。日本が戦争に向かうのを止める覚悟があるのか、疑われても仕方ない」

 

さて、全く無責任な私の見解(←なんて大げさだが)を言わせていただくと、

●いつ、どこに参拝しようと個人の自由

●だがそれはあくまで「個人」であって、肩書をつけて参拝する場合は、その肩書の主張とあっていないと大問題になる。

●参拝したことをSNSに上げなきゃいいのに。

●反論する場合の方が、むしろ冷静にいかないと。「酷いもんだ」とか「失礼な話」という表現は、感情が先走っているだけで、確かに説明になっていない。

 

じゃあ正しいのは一般男性か、ファンか、泉代表か、前川氏か、山崎氏か。

 

全員、一理ある。

でもどうしてもジャッジしなければならないことになったら…… わたしならやっぱり「本心丸出し」の人か「冷静に語っている人」」に軍配、あげちゃうだろうなあ。

そうなるともはや「正」か「誤」かの問題を飛び越えてしまう。

つまりそれが、「説得力」ということであり、だから「怖いこと」なのだと思う。

 

ところで、

少し前に見たお笑いの番組で、芸人さんが「織田信長は桶狭間の戦いで大勢人を殺したのに、教科書に載っている」とネタ化していた。

そう言われれば、豊臣秀吉だって徳川家康だってそうだよなあ、と妙に納得した。

良かれあしかれ、そのような人がいて、今の私たちがある。乃木希典さんもしかり。

逆に、そのような人がいなかったら、今、もっと平和で幸福かもしれないが。

 

 

 

 

 

 

 

 

心中で 合わせた手にも 祈りあり

鞠子

 

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