先週土曜日、『ゲンキー』なるドラッグストアに買い物に出かけた。
野菜&果物売り場をうろうろしていたら、1袋「99円」のピーマンが目に入った。いつもより若干、安い。そのせいか、売り場にはもう2袋しかなかった。
でも買わなかったのである。
次、ピーマンを使うのは日曜日の夜。日曜日はどうせスーパーに行くし、少しでも新しいものがいいからそのとき買おう、と思ったのである。
で、日曜日、近くの『マックスバリュー』へ。
問題のピーマンは、全く同じ産地で全く同じ包装のものが「138円」だった。
ウソやろ…… 40円近くも違うではないか。
買う気が失せた。
それでももう数袋しかなかった。
スーパーやドラッグストアに行くと、本当にいろいろ高くなっていてため息が出る。
5円10円の値上げでも、積み重なれば結構な額になってしまう。
同じ商品でも、流通ルートや購入量によって売値に差が出るのはやむを得ないと思うが、40円の違いは、ピーマン1個分に値する。
これ、逆に、『マックスバリュー』でピーマンを購入した後で、『ゲンキー』に行ったら、その腹ただしさはハンパないに違いない。
かといって、安いところを巡ってあちこち車を走らせたら、本末転倒だ。
たかがピーマン1個のチマい話ではあるが、こうして懸命に節約している人、私だけじゃないと思う。
そのあたりのこと、政治家サンとかわかっているのだろうか。
…なんて、期待する方がムリか。
ピーマンの 種の整列 美しき
鞠子