頻度にしたら半年に1回くらいだろうか、大好きな大森南朋さんが夢に登場する。
昨夜も……
南朋さんと私は「友だち以上恋人未満」みたくな間柄だった。
ファミレスで(←悲しいことにファミレスなのだが)、南朋さんと私は隣同士にぴったりくっついて座り、アイスコーヒーを飲みながらおしゃべりしていた(←話の内容は不明)。
手を握ったり離したりしながら。
しばらくしてファミレスを出、信号を渡ったところで別れ、私は左手のJR駅方向へ、南朋さんは右方に向かうはずなのに、なぜか南朋さんもJR駅に向かって歩き出した。そして、言いにくそうに、
「海、とか、行かない?」
と言ったのである。
その瞬間、私の頭の中を駆けめぐったのは「海かぁ。そうだ、海、行ってもいいんだ。海じゃなくて、どこへ行くにももうママに伝えなくてもいいんだ。ママは死んだんだった」だった。
道路の向こう側にいる女子高校生2人、明らかに南朋さんをガン見している。南朋さんは、帽子にサングラスで変装しているのだが、わかってしまったらしい。
そこで私の返事は、
「ねえ、バレちゃったみたいだよ。変装してても意味なかったね。海、行こうよ」
だった。
南朋推し歴と当ブログ歴はほぼ同じ11年強。
映画を見、舞台を見、テレビを見、写真集を見、ナマ南朋さんを見……を繰り返している間に、なんか「身内」みたいな感覚になってきた。
麿赤兒さんですら、いまや「身内」に思えてしまう。
これまでも、夢の中で、南朋さんが我が家で寝泊まりしていたり、買い物に行った先で店員だったりしたが、うれしいというより「しごく当たり前」な感覚。
今回の夢だって、今、冷静に考えれば狂喜乱舞モノなんだけど、夢の最中は「普通のことじゃん。それが何か?」と思っちゃっているのである。
大森南朋さま、勝手に都合よくつくりかえて、いろんな場面に登場させちゃってごめんなさい。
あくまでも夢のなかだけの話ですからお許しを。
私はずっーとずーっと、南朋さんのファンです!
どこがいい? 真顔で聞く友 外は雪
鞠子