仲道郁代さんのコンサートに行ってきた。
2027年のベートーベン没後200年に向けて展開しているプロジェクトの一環で、バイオリニスト・南紫音さんとともにオール・ベートーベン・プログラムで行われた。
私の知人男性が仲道さんの大ファン。
今日、隣に座ったオジサンも、明らかにファン。
私はナマ仲道さんを見るのは初めてなのだが、その理由がつくづく納得できた。
見た目も物腰も、あり得ないくらいの「癒し系美人」なのである。声も穏やかで話し方も優しくて、ウットリしてしまう。
こんなたおやかなたたずまいの人、今まで見たことない気がする。
しかし、その雰囲気が、むしろマイナスに働く場合もあるのではないか。
例えば選曲が限られてしまう、というか。
実際、今日の私など、たたずまいに見惚れてしまって、演奏二の次になってしまった。
ただ、歩き方がちょっと腰をかばってる感があったし、退出のときにちょっとつまづいたようだったので、もしかして腰を痛めてらっしゃるのかと思ったんだけど、後で年齢を知って納得した。
···ってか、私と同い年。
誕生日も、私と1日違いなだけだった。
ガーン( ̄▽ ̄;)
アリか、あの美しさ。
···ということで、2022年最後のコンサートは「聴」より「見」に集中して終わった。
隣席のおじさんが、関係者出入り口で出待ちしているのもシッカと見た。
ま、こういうシメもよかろ。
それにしても仲道さん、ホントにきれいな人だったなあ。
「月光」を 奏でる女〈ひと〉の 白い指
鞠子