今朝、新聞を読んでいたら「神事用大麻」なる言葉が目に入った。
三重大学が、これを研究するための専門チームを立ち上げた、という。
「神事用大麻」とは何ぞや。
記事を読んでも「『麻』として神事などに使われてきた」程度の説明しかない。
麻として神事に使われてきた、と言われても、その光景が全く目に浮かばず、よけいにわけがわからない。
一瞬、神主さん(←というのかどうか)が神前で、祝詞(←というのかどうか)を捧げる(←というのかどうか)際、多少の麻薬でラリって(←などという下品な言葉づかいで申し訳ないが)、「人間としての己を捨てる」みたいな、つまりある意味「お清め」みたいな用途で使われるのか、と思った。
神主さんやお坊さんが神前や仏前で唱えるときって、一種、「何かに憑かれている」感、あるじゃないの(←ということで、宗教に関しては何もわかっていないのだが)。そのために使用されるのが「神事用大麻」―― ならすごいじゃん。
ちょっと感動した。
でも、やっぱり気になったので調べてみた。
違ってた。
しめ縄を作ったりするんだった。
なぁんだ、そんなことか。
じゃあ、大麻以外の植物じゃダメなんだろうか。
…ダメなんだろうねえ。
耐久性とかそんな問題じゃなく、古来、大麻じゃなきゃダメな理由があるんだろうな。
そんなこんなで、朝から大麻で一喜一憂してしまった。
邪心断ち 心清める 麻の風
鞠子